UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2026-10-10
コンシクエンス
金子 海斗
久しぶりに授業に来ました。月曜3限、法と経済学。教職・集中講義を除くとほとんど1年振りの出席です。入学前になんとなく想像していた大学生活とはかけ離れていて、大学でのコミュニティはホッケー部くらいかもなあ、時間が経つのは早いなあと不思議な気持ちです。もともと大人数が得意ではないのでちょっと緊張しています。秋セメは週5コマも本郷に行かないといけなくて大変です。
前回の雑感を書いてから、いちばんの変化はシェアハウスを始めたことだと思います。家がくつろげる場所であることがここまで心身に良い影響を与えるとは。なんだかんだ全員の衛生観念が似たようなもの&全員そこそこずぼらなので上手く行っている気がします。同居人とはかれこれ14年目くらいの付き合いですが、意外と知らない一面に気づけて楽しいです。1人は日々筋トレして体がデカくなっていくし、もう1人は日々新垣結衣の素晴らしさを熱弁してくれます。読書仲間がいるのは単純に嬉しいし、あまり見てこなかったテレビドラマとかアニメ、漫画にも興味の幅が広がりました。あとは、自分に主夫?適正がありそうなことを知りました。掃除洗濯も今のところ好きだし、もともと料理は趣味だったので部活もバイトもない日には少し凝ったものとか作っちゃいます。クックパッドのつくれぽ件数ほど期待を裏切らないものはこの世にありません。何も考えたくないとき、頭を空っぽにしたい時にはとにかく工程の多い、ただの作業みたいなやつがいいですね。
肝心のホッケーについてですが、なかなか上手になれないというのが率直な感想かもしれません。なんというか手応えがある瞬間はあっても再現性があるのかないのかって感じです。七帝戦では部活史上いちばん緊張しました。なによりも岡部との間にある差を痛感した5試合でした。守備的貢献度、判断のクオリティと速さ、コーチング、そしてビルドアップ、全ての面で岡部が頼ることのできるプレイヤーにならなければと改めて思いました。
9/13日の山梨学院戦。初めて公式戦に出ました。同期の中ではいちばん遅かったし、相手は一部山学で、七帝戦からわずか1週間で部活史上いちばんの緊張を更新しました。レシーブは全然収まらない、ごりごり右えぐりされる、マークは簡単に外される、大事な瞬間に足が動かない、シャフトで取りきれない、挙げればきりが無いほど山学の上手さというよりも自分の下手さを実感する試合でした。先輩にも同期にも後輩にも合わせる顔がなかったです。ベンチに戻った時に4年生に励ましてもらって、どこか安心してしまう部分があることに気づいて情けなかったです。
9/27日の明治戦。サイドハーフなのにほとんど前を向けませんでした。もっと相手を見ないといけない、もっと全体を見ないといけないと思いました。勇気のなさという根本的な問題を引きずったままということもわかりました。守備面では、交代して入った瞬間にサークル内外での判断をミスってPC、失点に直結しました。木村さんと小原さんの裏で出ている選手として申し訳なく、悔しかったです。9月の終わり、ディフェンス面での駆け引きっていうのは五分五分の読み合いではなくて、選択してほしい択を相手が選ぶ確率を高めることなんじゃないか?という発想を得てから、少しホッケーの幅が広がった感覚があります。判断と球離れがわるすぎて話にならないオフェンス面にも応用して、もっと理解を深めないといけないです。
10/4日の法政戦。#22の速さは知っていたはずなのに、散々やってきたはずの間合いの詰め方をミスって何もできずに抜かれました。マークを流してもらった直後に前はり判断を迷ってぶち抜かれました。サークル内守備では完全に相手に主導権を握られて満足な守備をできず、シュートチェックの面の向きがおかしいせいでPCも取られました。もっと細部まで考えて動かないと何もできずに終わることを知りました。相手のスティックの持ち方と面の向き、目線、速度、体の向き、足の置き位置などなどの情報から次の状況を確定させていく感覚を身につけたいです。襷に勝って順位決定戦でもう1回#22とマッチアップしたいです。
法政戦から育成練に行くまでの山手線で外国人のおばあちゃんに話しかけられました。半分も聞き取れませんでしたが、「あなたホッケーをやっているの?私カナダから来たのよ」みたいなことを言われました。当然、僕はyeahみたいな何かを言ってごまかすしかなかったのですが、案外こんなことでも部活を続けていけるのかもと思いました。きっとおばあちゃんの笑顔とサムズアップは忘れないはずです。わざわざ書くことでもないですが、僕は2027の代でよかったなと結構思っています。2024、2025の先輩にもお世話になりましたが、特に1つ上の先輩はかっこいいです。だから4年生DF4人と公式戦に出られたことが嬉しかった。同期はちょうどいい感じに個性豊かで、人と話すことの優先順位が低めで1人行動しがち、人間関係めんどくさがりがちな僕でも居心地がよくて助かります。
副(主)務兼スタッフ担当になってから運営面について考えることが増えました。より正確には考えないといけないことが増えました。同期の中村心汰と全然意見が合わない、もう面白いくらいに合わないのでまったく手短に進みませんがわるくない時間だと思いたいです。率直に言い合える関係は保っていきたいです。高校2年の時の失敗と反省から二度と役職には就くまいと決意したはずが、来年は主務をやることになりそうだし、芝張り替えもスタッフ業務整備もその他諸々やることは山積みみたいです。ここ7年くらいは、必要なことであれば自分の好みとは無関係に実行すること、少なくとも結果が出るまでは過程への評価に頼らないこと、他人に期待しすぎないことをマイルールとして生きてきた気がします。だからこそ、少なくとも自分がなんらかの責任を負っている時には、できる限り誰にでも機会は平等に与えられるべきだと思っていました。そこらへんもいい意味で修正を迫られるかもって予感です。
こんなことを考えているとやっぱり不思議な気持ちになります。思へば遠く来たもんだ。此の先まだまだ何時までか生きてゆくのであらうけど、なんて。最近は若干エンスト気味かもです。でも、畢竟意志の問題らしい。中原中也もなかなかいいこと言いますね。
最後によく聴く曲でも紹介しときます。もうここ数年はずっと刺さり続けてるけど、最近またMOROHAを聴く頻度が上がった気がします。
五文銭 「傷付く事さえも誇りに思う それは人間である故 真剣である故」
YES MUSIC, YES LIFE. 「振り返れば楽しい事ばっか でもないけど 笑えるはずだから」
