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2026-03-16

難点

本道 史門

 ホッケーは難しい。まずコートが広すぎる。中高では9m四方のコートを6人で使っていた身からすると、100ヤード×50ヤードのコートは信じられないほど広い。

 そして動きも難しい。攻めのときも守備のときも、敵味方20人近い選手の位置や動きを考えなければならず、頭がショートしそうになる。もともと体力もないので、ちょこまか動くフォワードについていくのも大変だ。守備では相手についていくこととプレッシャーをかけることの両立が難しく、どちらも中途半端になって置いていかれてしまう。

 攻撃でも同じだ。常に広い視野を保つのは簡単ではなく、気づけばなんとなくでパスを出してしまっていることもある。そもそもパス自体が難しい。浮かせるつもりがないのにボールが浮いたり、強く出そうとしても弱いボールになったりすることはよくある。

 さらに、怪我をしないことすら簡単ではない。大学に入ってからすでに両足の肉離れを複数回経験し、腰も痛めるなど、人生で一番怪我の多い一年だった。

 こんな難しいことだらけのホッケーだが、いつまでも「難しい」で済ませるわけにはいかない。そのためにも、まずは怪我をせず体調を崩さずに、継続して練習に取り組むことが大切だと感じている。柔軟や日々の食事を含めた生活習慣のすべてが関わっているのだと思う。

しかし、分かっていても柔軟をすぐ忘れ、YouTubeなどに時間を溶かして睡眠時間を削ってしまう。結局のところ一番難しいのはホッケーそのものではなく、自分の欲望を制し、決めたことを守り続けることなのかもしれない。

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