UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2026-02-22
コンディションの波:大きい
小島 健太郎
GKというポジションは僕にとって特別だ。試合をチーム全員の後ろという特等席から見ることができる、フィールドプレーヤーとは違って足を使うことができる、どんなに厳しい試合でも自分がゴールを守り切ることでチームを少なくとも負けさせないことができる。そんなポジションはGKしかない。僕がサッカーなど他のスポーツなどでも真っ先に目が行くのは華麗なドリブルでも力強いシュートでもなく、GKのスーパーセーブだ。しかも、ホッケーのGKはやれることが多く、サッカーみたいにノーチャンスのシュートがあまりない。そんな特別なポジションをBullionsに入って9ヶ月ぐらい子安さんや寺尾さんと一緒に務めることができているのは本当に幸せな事だと思うし、天職なんだと思う。タイプの違う2人の先輩から吸収できることはとても多く、学びの多い9ヶ月だった。ただ同時にGKというポジションは一番難しいポジションでもあると日々痛感させられる。特に今の僕にとっての1番の壁は、好不調の波があり、それがその日のセービングに直結してしまうというところだ。
例えば、普段の練習では正直やる気がでなくてクリアが雑になったり止めれるシュートも止められない時もあるし、逆に部活を全力で楽しめているときは自分でも信じられないくらいシュートを止められる日もある。調子の良し悪しで別人のようなプレーになる。とはいえ、もちろん試合では調子が悪くたって言い訳は出来ない。リーグ戦などの大事な試合で使ってもらう守護神になるには安定感が必要不可欠だ。実際に僕が好きなefootballというサッカーゲームでもキーパーは安心と信頼のできる選手しか使わないようにしているので、先輩のDFにそのような信頼を置いてもらえるようにならなければいけないと思っている。普段の練習から調子の悪い時でもある程度のパフォーマンスが出来るようになりたい。
話が大きく変わるが、僕の目標はいずれ関東で1番のGKになることだ。絶対無理だろと思うかもしれないけれど、トップレベルのキーパーになることは出来るという感覚はある。最近、去年の七帝の試合映像や秋の練習映像を見たときに、今の自分に比べてすごくぎこちないように見えたし、めっちゃ成長したじゃんと我ながら思った。本当に毎週毎週出来ることは増えているし、この成長スピードでいけば秋リーグが終わる頃には、早ければ9月ぐらいには今の子安さんぐらいの実力になれるんじゃないかななんて自分で自分に期待しています(大変な道のりであることは間違い無いですが)。あと、去年子安さんが試合に出られなかった時に明治などのいわゆる強いチームとの試合やリーグ戦に僕も出させていただいたのも今の自分自身への期待感に繋がっているのでありがたいことだと思っています。特に、明治戦は僕の中で印象に残っていて攻守のあらゆる局面で歯が立たなかったといえる明治相手に2ピリ分ではあるもののしっかり無失点に抑え、さらに僕のホッケー人生の中で今のところ間違いなくベストセーブと言えるセーブが出来たのは自信に繋がるいい経験だった。
まだまだ代表のキーパーを務めるには実力が足りていないのは確かだが、スティックを使ったセーブやチーム全員が「終わった」と思ったときでもゴールを守ることができるのは僕の武器だと思うのでそこを伸ばしながらクリアの仕方、フリックの止め方などの安定感、あとはそらそろ守備のあたり方のコーチングを身につけて、春リーグが終わる頃には三木さんにGKは誰を使ってもいいなと思ってもらえるようになりたいです。
