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2025-11-26

4年間

田中 岳人

 ぶっちゃけて言えば1,2年生の時は上襷に行くのは当たり前のことだと思っていたし、実際上襷に行けなかったことは過去数年間なかったと思う。その認識が、去年の代で変わってしまうこととなった。僕自身は何も貢献できていなかったのでお前が言うなって話だとは思うが、あの代の4年生は皆元々上手かったし、学年が上がるごとに上手くなっているのを感じていたから、定期交流戦も勝てなくてリーグ戦も勝てないみたいなことになるとは想像できなかった。何よりその1年前の2023の春リーグは12人しかいなかったのに戦えていたし、1年生が試合に出るようになった秋リーグではプールで1位になっていた。その状態から引退するのは2人だけ、1年生が2年生になってさらに成長する、というのなら強くなるに違いにないと考えた人は多かったと思う。実際、僕の代でも「人数増えたら強くなんだろ」とひどく能天気な会話をしていた。今思えばそういうことじゃないんだろうなと。

 僕の代の練習で個人的に驚きだったのが、ネガトラ練でチームがなんか強くなったことだった。別にネガトラ練をしたからといって個人の手元が急に向上するわけでもないだろうし、1vs1の守備が覚醒するわけでもない。その一方で、それまで1枚目の選手以外には見られなかった守備での緊張感が見て取れ、守備側の個々人の選手の中でボールに対するプレッシャーの意識が芽吹き、そこから生じるカウンターはトランジションでの切り替えにも繋がっていた。こういった意識や取り組み方は、チームの強さを大きく左右する要素なのだなと気付かされた。学習とか一橋とか、この前まで練習試合してたようなところが気づいたらめっちゃ強くなってたのも、恐らくこの部分は大きいのだと思う。特に一橋は一部校相手に数少ないチャンスをものにし、4Qで追いついたり逆転したりして勝っていたが、一部校相手にチャンスをしっかりものにするには、そのチャンスがいざ訪れた時に、出場しているプレーヤー皆が前まで走ってないとできないよなと思う。スキル的なところはまだしも、こういった側面で強いチームを作れなかったのは反省点だよなと思う。

 個人的な話になると、この4年間はなんだかんだ試合には出してもらえていたが、僕自身は中途半端というか、あんま上手くないプレーヤーとして終わってしまった気がする。自分の中では、4年生になってから上手くなった部分も結構あると思っていて、それは良かったなと思う反面、2・3年生で成長しなさすぎたなとも思う。当時はホッケーに対するモチベが微塵も湧かないこともあったから、どうこうできただろと昔の自分に指図する気はあまりないのだが、大学の4年間って本当に短いし、そのうちの2年間成長してなかったんなら現状は至極真っ当なこととして受け入れないといけないものに思う。國崎さんの代の引退は割と前に感じるけれど、郷中さんとか慎太郎さんとかの代の引退はこの前のように感じるし、自分の番が回ってきたと言われても「エモいなぁ」くらいの感想しか出てこなくて、全然実感が湧いていない。取り敢えず、僕は4年間でリーグ戦に関しては無得点らしいので、最後くらい点を決めて終えられるように頑張ります。

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