UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2018-05-03
雑感
高橋 直熙
この前の東農戦、試合が終わった瞬間、一部校に勝った瞬間、僕はそこまで嬉しくはありませんでした。10分間の退場時間が終わり、交代して十数秒後に試合が終わったのですから、まぁ実感が湧かないとしても無理もない話かもしれません。しかし、この退場がなかったとしても、僕には喜ぶことができた自信がありません。
Bullions2018が始まってから、僕たち4年生は多くのミーティングをしました。その中の年間目標を決める話し合いにおいて、僕は次のような発言をしました。「浅野とよしゆきがいて、あと一人か二人、他の誰かが彼らくらいの実力に成長すれば、一部6位以上は十分達成できる目標ではないのだろうか。さらに言えば誰かが彼らくらいの実力に成長しなくちゃいけない。」大体こんな内容だったと思います。
僕のこの考えというか感覚というかが正しいのかどうかはさておき、この「誰か」になることが僕のBullions2018における個人的な目標になりました。いや、試合で彼らのように活躍すること、といった方が正確かもしれません。
そんな訳で、東農に勝ったその瞬間に喜ぶことができなかったのは、その試合の自分の出来が(もらったカードを含め)酷いものだったということもありますが、自分の立てた目標と現実との乖離によるものだったのではないかと思います。
しかし重要なのはその後で、試合が終わり、なんとも言えない気持ちのまま礼をすませ、観客席に挨拶に行き、グラウンドを出たところです。
そこで改めて喜ぶ同期や後輩の姿を見ていると、次第に心が温かくなり、素直に喜んでいる自分がいました。よく分からないもやもやも一時忘れるくらいでした。これはやっぱり、僕はこの部活が、同期や後輩のことが好きだからなのだと思います。
だから次の駿河台戦、今の僕の現状はとてもじゃないけど目標には及びませんが、それでも勝ちたくて勝ちたくて仕方がありません。個人的な目標を忘れるつもりも、この実力のまま終わる気もさらさらありませんが、勝利を目指して精一杯頑張ろうと思います。
