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2019-05-23

On your side

篠原 萌

最後の春リーグが始まってから、部のマネジメントのために考えるべきことがあまりにも多く、目の前にある仕事をこなすだけで手一杯の日々が続いている。

そんな状況の中で、今立ち止まって、改めて自分の「目標」は何なのか、何のために毎日の仕事があるのか、自分はどうなりたいのか考えてみる。

普段見失いそうになってしまうその答えは、「チームを勝たせる」ことだ。何だかすごく他人事のように聞こえてしまうが、私の原動力はいつもここにあった。

そう思う理由は2つあって、まず1つ目は、自分が蓄積してきたスタッフとしてのスキルを最大限に発揮したい、という気持ち。一番近くで選手をサポートする立場として、一部のどの大学のスタッフにも負けない判断と配慮をすることで、選手のパフォーマンスを向上させる。私は私の戦場で、過去の自分や、偉大な先輩方を超えられるように戦うが、それは選手がいて初めて成り立つものだ。

2つ目は、どうしてもみんなが勝って喜ぶ姿を見たいということ。この理由の方が大きいように思う。選手が目標を達成するためにどれだけ頑張っているかは、ずっと横で見てきて痛いほど分かっているつもりだし、その頑張りに励まされて私もここまで部活を続けることができた。みんなの努力が報われる瞬間を本当にどうしてもこの目で見たい。大きな感動を共有して、部員みんなのことを労いたい。

春リーグ、一部での最後の試合を前にして、自分の気持ちを整理すると、この二つが出てきた。チームが「勝つ」ことを目標に努力している中で、「勝たせる」ために動くのは、もしかしたら主体性に欠けることかもしれない。けど確かに私のモチベーションは勝たせたい、勝ってほしいという思いから生まれていて、そのために私ができることは全て手を抜かずにやってきた自信がある。


試合まで残された時間は少ないけど、

ピッチでプレーする選手のみんな、
応援席のプレーヤー、スタッフたち
私はみんなを勝たせるために動きます。
勝たせます。勝ってください。勝ちましょう。

勝って私の目標を達成するのに力を貸してください。よろしくお願いします。

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