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2022-12-04

Grit for buddy

國崎 皓

自分より先に小田が代表の試合に出た時。
代表上がって最初の練習で佐藤さんにボロクソ言われた時。
1年のインカレ、ラッキーなことに山学戦に出場したのに何もできなかった時。
2年なってすぐ、イトケンがD Fでめちゃ活躍しだした時。
2年の秋、活躍どころかほとんど試合に出られなかった時。
3年の秋の一橋戦、自分が失点に絡んで負けた時。
4年の春、日体に負けた時。秋、日体に負けた時。

これがあんまり落ち込まない僕が珍しくしっかり悔しがった記憶があるもの。

1年の最初に大輝さんをピックアップであまりに華麗に抜いた時。
2年春の合宿でちょっとM Fとはっていう感覚を掴めた時。
2年の秋、専修戦で点決めた時。
3年のBインカレ、佐藤さんからのパスをタッチして美しいゴール決めた時。
3年の秋、守備が上手くなってねって気づいた時。
3年の秋、武蔵戦のビデオで「國崎、いい!」ってウィルさん言ってくれるくらいに貢献して勝った時。
4年の春、東海、横市に勝った時。
4年の秋、武蔵、防衛、立教、学習に勝った時。

これが嬉しかったもの。
ぶっちゃけ、嬉しかった場面はまだ全然あるけど全部書いたら細かすぎてキリないので30秒で思いついたものだけにしてます。自分のいいプレーを見つけて喜べる才能は佐藤さん並みにあると思います。(僕はあんまり口には出さないですが)

正直自分はチームスポーツに向いていなんじゃないかってくらい、チームじゃなくて自分の出来に感情が左右されると思います。
2019で2部に落ちた時も出てなかったから正直あんまり悔しくなかったし、2020の2部優勝もそこまで喜べませんでした。
自分が活躍できたか、できなかったか、それだけ。多分中学の時からずっとそんな感じでした。

だから今年の全試合で自分が何も活躍しなくともチームの勝ちに対して心の底から喜べているのは自分でも不思議だなあと思うし、なんでかはよく分かってないです。分かる人いたら教えてください。

しかもこの嬉しさは自分がいいプレーをした時に感じるそれとはまたどこか質が違くて、結構好きです。

今までの公式戦はずっと不安の方が大きかったけど、タスキで学習に勝って「東大、やれるじゃん」って自信がついてからは試合が楽しみになりました。
明日は自分がいいプレーをして、チームも慶應に勝つことでありえないくらいの喜びを感じられるのではないかとワクワクが止まりません。
絶対勝ちましょう。

以上が4年間を振り返り、兼冗長に書いた僕のマジで雑な所感です。
要約すると「勝って、全力で喜ぼう。」
これで十分だったかもです。

んで、ここからは明日の自分の目標というか自戒というかを書こうと思います。

早速前の話とだいぶ食い違うけど、明日は自分のためにホッケーしようと思います。
ぜひとも他のメンバーも(特に4年生)意識してほしいことです。

この1年ないしは4年を振り返ったときに、
正直もっとあれ頑張っときゃよかったなってのも多々あるし、逆にあの時期はマジでよく頑張れたなって時期もあります。

多分、他の人もそうで、
4年間自信を持ってホッケーに打ち込めたって人。
サボるわけでもなく、死に物狂いで打ち込むでもなく、ほどほどに頑張れた人。
惰性で続けちゃった人。
これじゃダメだって心機一転頑張った人。
でも結局、気づいたらまたなんとなくでホッケーしている人。

グラデーションもあるし、自己評価と他人からの評価でもまた違うと思います。
東大ホッケー部において、モチベーションにばらつきがあるのは正直仕方のないことだと思います。
ただ間違いなく言えるのは、部員のみんなが曲がりなりにも(例年以上に練習が長く、ハードだった)この1年間をなんとか走り切ったということです。4年生はなんと4年間も。

明日の試合ではこの4年間の答え合わせをしようと思います。
もしかしたらレバヒを空振って、もっと練習しときゃよかったなって試合中に後悔するかもしれません。逆に自分のスーパーディフェンスが慶應に炸裂するかもしれません。カウンターでトイメン剥がせて、ラントレに感謝するかもしれません。

Bullions2022(もしくは4年間)を通して、何ができるようになったか、何が結局できなかったか。ホッケーの技術だけでなく、精神的な面とかでも。
出場時間が与えられている人はその中で、自分の全てをぶつけて答え合わせしましょう。
ベンチ、観客席にいる人はそんな仲間を全力で応援してください。

チームの戦術的な決まり事は十分に練習したのでなんとでもなります。
各々が自分の全てをぶつけてGRITしましょう。
GRITしている仲間をみんなで支えましょう。
そうすればきっと結果はついてきます。

勝って、全力で喜ぼう。

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