top of page
UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2015-06-20
1.3気圧
小林 拓矢
明日は、1部2部入れ替え戦である。
相手は東京農業大学。
半年前、僕らが思い描いていた形とは少し違う。
でも、最高にワクワクする舞台だ。
共鳴 〜個が立ち、響き合い、大を成す〜
今年の東大ホッケー部Bullionsのスローガン。
個が立つということは、一人一人が自らの責任を全うできるようになることである。と僕は考える。
副将であり、センターハーフを任される責任。時には主将とともに先頭に立ち、時には俯瞰してバランスをとる。なかなか難しい。
多分、後輩たちからしたら今日はメッシさん(恥ずかしながら世界最高のサッカープレイヤーの名前で呼ばれている)苛立ってるなとか、今日は少し弛んでるなと思われていた日もあったと思う。当初の僕は、自身をコントロール出来ずに責任を全うしていないことに、さらに乱れてしまう、という悪循環に陥ることも多かった。
勿論、常に最高のパフォーマンスで、モチベーションで、ホッケーに臨む。これがベストだと思う。しかし、毎日そんなことが出来るはずはない。でもそれでも良い。
そんな時には、周りを見る。必死に声を出すムネオを見る。常に熱い中田を見る。練習をリードする四年を見る。練習を盛り立てようとしてくれる後輩を見る。陰から支えてくれるマネージャーを見る。
響き合えば、助け合えば良い。そう思えるようになってきた。
明日は、苦しい試合になるかもしれない。あっさり点がとれるかもしれない。
個が立ち、チャレンジする。
響き合い、助け合う。
これだけは忘れないでやる。
全員で、勝つ。
bottom of page