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2014-11-23

難敵にこそ

坂本 陸

今日、2部決勝戦を迎える。

学習院へのリベンジのために負けられない大事な試合。だからこそ、この試合に向けたいわゆる熱い気持ちといったものをここで述べることはしたくない。

気持ちは水の入ったヤカンと一緒だと思っている。熱い気持ちはヤカンの水を沸騰させ、蓋を吹き飛ばそうとする。けれど、その気持ちを表に出してしまうと、せっかく溜まっていたものが逃げ出してし、いざって時に足りなくなる。ためてためて試合で爆発させるのが自分の考えだ。 

あと2試合共通して意識することを代わりに記したい。

強い姿勢を持つこと。それは相手チームの選手に対してだけではない。その会場の雰囲気、時間帯、疲労そしてなにより味方からのプレッシャーに対してもである。当然と言えば当然。でも「人間は弱い」。(テラフォーマーズ アドルフより)
ふとしたところで、味方任せになったり、雰囲気に飲まれたりする。

お気に入りの言葉にハンターハンターのネテロ会長の言葉がある。「敗色濃き難敵にこそ全霊をもって臨むこと」

自分の目指したプレースタイルは誰かに合わせることじゃない。難敵にこそ、自分を出して、自分から打開していく。

これを常に言い聞かせる。これが自分の勇言実行。

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