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2020-09-22

雑感

小椎 尾晋平

2、3年前の下級生だった頃の自分からみて、
上級生の人たちと自分との超えられない壁をいつも感じていた。
自分が4年生になったときにあんなプレーできるようになるのかと思うことは多かった。

4年生になった今つくづく思うのは、その懸念が現実となってしまったということ。
特に3年生には去年の段階から、俺から教えることなんかあるのかと思っていた。

自分を恥じるとともに、目標となるプレーが示せず後輩には申し訳なく思う。


昨シーズンの自分のモチベーションは、
下手なりにいかに試合に出るか、いかに信頼を勝ち取り一部校からの勝利に貢献するかにあった。

昨シーズンの入れ替え戦で降格した。不甲斐ないプレーをしてしまった。
この経験を乗り越えるためには、チームとして一部昇格を実現し、個人としてそれに貢献することしかなかった。

ホッケー部は伝統的に、関東リーグの一部に所属すること、そして一部校からの勝利を目標としているが、自分自身その目標にロマンを感じるし、その団体にいることを誇りに思う。

後進にその舞台を残せることができなくなり、さらに無力感を感じた。
何もないはずの自分が、美味しいところだけを経験してしまっている格好。

引退まで、あと2ヶ月。あとはたった2戦だけ。


既に後悔だらけの部活動になってしまっているが、
昔ある先輩から頂いた言葉を自戒の念も込めて最後に記し、残りの2ヶ月を過ごしたい。


中途半端なところで終わるな。突き抜けた存在めざして頑張れ。

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