top of page

2019-11-02

雑感

那須 亮太

大事な試合の前の雑感ではあるけど、
今一番に思うことは、自分は一選手としてクソみたいな終わり方するんだなということ。

春リーグ中の怪我によって夏出遅れることは覚悟してた。
ただそいつらとここまで付き合っていく羽目になり、更に追加でもう一個抱えることになるとは笑

春リーグを経て、個人として一部相手でも刺さる部分は見出せていたし、得点もあった。
秋の試合ではより大きな影響力をもつビジョンでいたので、今回の離脱は余計に悔しいものとなってしまった。


まあ、そもそもこの部活に入ってからはその辺の理想と現実の乖離なんて常々食らってきたもので、それは形を変えてこの先も食らい続けていくものだろう。
だけど、そのおかげで弱った時に自分がどうなるのか知れたし、弱い部分と向き合うことが出来た。
昔は半ば強引に思い込もうとしてたけど、この道のりで良かったと今心から思える。

怪我だったり期待した成長が出来ていないかったりで苦しんでいる人も、
歯を食いしばって起き上がり続ければ最後に自分の中に残るものはあるはずだし、頑張れている時は適度に自分を褒めてあげて欲しい。本当に苦しい時はまた歩き出せるまで止まってもいい。

死ぬ気でやってないやつはもっと頑張れ笑。そうなるにはもう手遅れだったなんてことは絶対無いはずだから。
なんだっていい、競り合いの厳しさ、最後まで走りきる、指示の声出し。怪我だけには気をつけて。
練習から最後の一歩を死ぬ気で捻り出してきた人間とそうでない人間の差は、確実に試合で出ているはず。

なんとなくで部活に来る時間はもったいない、折角なら最後に自分を認められるような時間を過ごして欲しい。
極論、部活に対する感覚は人によって違うし同じグループに所属しているからといってその姿勢を強制することは出来ないんだけどね。


雑感を書こうとするとすぐこの手の話になっちゃうんで話を戻すと、

この後期は怪我のためにこのチームの練習を側から見て過ごしてきた訳で、
本当に代表育成共に上手くなっていくのが見れて、楽しい時間ではありました。


育成はもっともっと引き上げてやりたかった、力不足ですまん。
特に上級生はやっぱり目の色が違っていて、メンタル的に難しい時もあったかもしれないけど、
自分のやるべきことを毎回積み重ねていこうとしている奴は本当に多い。偉い。

一年生も含めて来年再来年どうなってるか楽しみな奴らがたくさんいて本当に羨ましいよ。
是非食い込んでいって試合で活躍している様を見せて欲しい。


代表は客観的に見て、ちゃんと春から上手くなっていることに心底感心する。

そんな成長している奴らを見る度、めちゃくちゃホッケーがしたくなった。

ソルジャー達とばちばちの競り合いをしたいし、最近増えた打ち込みの良い球を決めてやりたい。
よく見えてる奴らから裏抜けのパスを貰って、GKを出し抜いて点を取ってやりたい。

本当にいつ見ても、早くやりたいという思いが増すばかりだった。

農大戦なんて一部相手に食いさがり、それでも後一歩勝ちに届かなかったチームを側から見て、
そこに立っていられなかった自分の現状を呪った。

まーたこんなしょうもないとこで立ち止まっちゃって、ただただ悔しかった。


壁打ちと筋トレしか出来なかった一年生
周囲から出遅れまともにプレイが出来なかった二年生
一部に通用せずほぼ走るために試合に出ていた三年生


ここまで来るのに随分時間がかかったかもしれない。
それでも、ようやく仕事をする準備が出来ました。


このチームでのホッケーはまだぜんっぜんやり足りないけど、
体も限界っぽいので入替戦を待たずに早いとこ引退させてください笑


皆で勝ちましょう。



P.S.

2年前の秋の入替戦で東大が学習院に6-2で勝って昇格を決めました。

その後に行われたもう一つの入替戦で、立教が駿河台に圧倒されている試合を見た社会人役員の方々の
「東大って一部に上がれるけど、ボコボコにされに行くぐらいなら二部にいた方が幸せなんじゃない?笑」
という会話が未だに忘れられません笑

その人達に限らずとも所詮は東大に対する認識なんてそんなもので、そこから色々な方々の助けを借りて今一部と闘えています。
これまで支えて下さった皆様に感謝すると共に、このチームで闘ってこれたことを誇りに思います。

bottom of page