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2020-11-18

部活人生

下條 裕史

「どうでもいい」

大体のことに俺が思う感想である

あとは「めんどくさい」

この二つ

そのどちらにも当てはまらないのが部活だ

中・高・大とかれこれ9年くらいやってきたが
特に苦に思ったこともなく、あるのが当たり前だった

それが今年の4月、突然消えた

受験勉強も部活もない生活をしたのはいつ以来だっただろうか

とにかく暇、部活あっても暇だなぁとか言ってる人間だったから余計に暇

サッカーの試合見たり、映画見たりしたけど暇

一応授業聞いてみるけどなんも面白くない

いかに部活が自分の生活の大部分を占めていたか

改めて実感した

と同時に

部活やってる意味ってなんなんだろうと疑問に思った

周りから見たらプロ目指してるわけでもないし、なんで大学でまだ部活やってんのって感じかもしれない

資格とか取った方が将来役に立ちそうだし

運動なんてサークルでちょちょっとやりゃよくねって人が大半だろう

自分でも正直わからない

ただわからないけど、部活をやりきるしかないのだろうというのは思っている

中途半端に部活やってても、ただ無駄な時間を過ごすだけになってしまうし

やるからにはとことんやる

真剣に取り組んだからこそ見えてくるものがあるんじゃないかと俺は思う

特に学生主導でやってるうちの部活は

そんなこと言ってもあと一年とちょっとしか部活人生は残っていない

引退した時に、部活頑張ってましたと胸を張って言えるように

周りからしたら無意味だと思うかもしれないものに、価値を見出せるように

明日も練習頑張ろうか

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