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2018-05-24

責任

中込 杏

副将として、12月から幹部としてチームを運営してきましたが、自分にとってその立場が苦しいと感じる事が何度もありました。

浅野、中村、僕の3人での幹部体制で始動しましたが、僕以外の二人がチームで突出した技術を持った選手であること、というより、僕がその中で劣った選手であることは明らかでした。OBさんのお話でも、「浅野と中村を中心として、、、」「浅野と中村が引っ張って、、、」といった表現を何度も耳にしました。

副将は、練習メニュー、試合メンバー等を考え、チームメイトに指示を出し、プレーで仲間を引っ張って行かなくてはいけません。
自分にのしかかった責任と、それを支える力とのギャップから、後ろ向きで消極的なメンタルになることがチーム始動当初は特に何度もありました。

副将になろうと思ったのは浅野の優しすぎる部分を自分なら補えると思ったからでした。小次郎が書いたように、浅野と中村以外のメンバーのレベルアップがチームに不可欠であることは初めからわかっていました。自分がその先頭に立って引っ張って行こうと思い、副将になることを決意しました。

それなのに僕はきっと自分のことしか見ていなかったのだろうと思います。高い技術を持ちながら僕を信頼してきてくれたり、誰より早く練習にきて最後まで残って練習したりしている後輩たちの姿に、自分が堂々としていなくてどうするのだと気づかされました。

正直今でも技術は浅野や中村には及ばなくて、ミスを指摘しながら次のプレーで自分がそのミスをしてしまうなんてこともありますが、それでもみんなに対して要求はやめないし、引っ張って行こうと思います。当たり前ですが。

何が言いたいかというと、もちろん個人としてレベルアップすること、これが僕だけでなくチーム全員の1番の課題だと思っていますが、個人のレベルによって発言力というか、影響力というか、責任というか、そういうものに差が生まれるんじゃないかと思う人がいるなら改めてほしい。僕がこんなに偉そうにしてるんだから。これもすでに藤原が書いたけど、「伝え合い、高めあう」というスローガン。まだまだ消極的な人が多いんじゃないかなと思います。土曜日でひとまず春リーグとしては区切りになるけれど、夏からはもっともっとみんなで高めあっていきましょう。






長々とよくわかんないことを書いてしまいましたが、最後に土曜の試合に向けて。

チームとして結果は上げてきたけれど、個人として満足してる人はそんなにいないと思う。一人一人が、最高のパフォーマンスを発揮できるように、明日は最高の準備をしよう。試合に出る人出ない人、全員がベストを尽くしましょう。

普通のレシーブしただけで「ナイス!」ってスタンドから言ってくれる声、聞こえてます。励みになってます。

東農戦で血止めようとしなかったの僕ですね、いつも影で支えてくれて本当にありがとう。

アップででかい声出してくれる下級生、緊張ほぐれて助かります。

4年生。俺たちの背中を下級生が見てる。最後まで走りきろう。


全員で、勝ちに行こう。

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