top of page
UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2018-08-03
謙虚さ
鶴野 郁子
スタッフとして、この部の一員として、貢献したい。
この部を支えたい。
意味のある存在になりたい。
そうは思ってきたものの、実際に行動に移すのは難しい。
「何からすれば良いのか分からない」といつも逃げてばかりだ。
私には容量の良さも体力も、発想力も、何か特別な才能があるわけではない。
自分に自信が持てず、せっかく入部してくれた後輩にも堂々と背中を見せることがまだできない。
しかし、こんなふうに考える自分だからこそ、できることもあるのではないか。
部内には、スタッフでもプレーヤーでも、私には無いものを持っている人たちがたくさんいる。とても恵まれた環境だ。大切なのは、自分の現状を謙虚に受け止めた上で、自分とそういう人たちとの間に「線引きをしない」ことだと思う。
「あの人は自分とは違うから」と逃げるのではなく、どんなに離れていても「絶対に追いつく、超える」という強い意志を持って自分と闘う。
焦っても、羨んでも、落ち込んでも、結局何も変わることはできない。
だからこそ、尊敬できる先輩たちと過ごすことのできる、今を大切にする。遠い存在に思えても、最初は真似ばっかりでも、必ず近づけるはず。大好きな同期や先輩・後輩、そして自分のためにも、一歩ずつ成長していく。
bottom of page