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2016-10-10

自分の気持ちに正直に

筆本 駿一

前回の雑感で、秋リーグ初戦に出れなければ辞めると書いた。
そのことで先輩や同期に心配と迷惑をかけたのは本当に申し訳ないと思っている。
秋リーグ初戦はもう1ヶ月ほど前に終わったが、私はまだ辞めていない。いや、辞める踏ん切りがつかなかった、と言った方が正しいか。
夏からずっと代表には入っていない。去年と今年の春は代表に入っていたこともあることを考えると、周りに比べて相対的に下手になった、ということだろう。
辞める踏ん切りがつかなかったのは、今まで1年半かけてきた部活から離れるのが怖かったからだ。自分が今までかけてきた少なからぬ時間は全て無駄になってしまうし、せっかくの素晴らしい同期から離れてしまうと、大学生活は無味乾燥なものになってしまうだろう。
ホッケーは好きだ、と思う。でもあくまで「好き」であって、あくまで勉強や生活の下にある「時間のかかる趣味」でしかない。大学生活を捧げようなんて気は毛頭ないし、このスタンスは多分変わらないだろう。いつまで続けるかもわからない。
こういう人間が部にいることはあまり好ましくないだろう。ただ、今は自分の気持ちに正直に生きていたいと思う。

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