自分に勝つ

ホッケー部に入部して半年が経った。長いようで本当に短かった。引退するまでの残りの３年間という期間も長いようで何かを成し遂げるためには短い期間だと思う。漫然と練習していてはなにも結果を出せずに終わってしまうだろう。
中学サッカー部では比較的足元の技術があり、強いと言われていた代のメンバーだったが、最高学年になった時チームとしても個人としても結果を何も出せなかった。
理由はいくつもあると思うが、すぐに思いついたのは自分の練習に対しての姿勢。試合に出させてもらっていたにも関わらず、責任などまるで感じていなかったし練習にも全力で取り組んでいたとは言えないものだった。
振り返ってみると自分に勝てなかったなという印象だけが先走る。
こんな思いはもうしたくないから
「自分に勝つ」
これが今後の目標。
他の選択肢もあった中で体育会を選んだ。甘ったれた精神から成長するため。
敢えて自分を厳しい環境に置き、日々自分に何が足りないのかを考え、取り組み、成長するという生活は自分の甘ったれた精神を叩き直すには丁度いい。
四年生になった時、オンザピッチでは誰よりも自分に厳しく、誰よりも熱いプレーヤーになっていたい。三年後引退する時にこの文章を読んだ時、恥ずかしい思いをしないよう普段の練習から真剣に取り組みたい。