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UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2016-04-08
自信
日下部 亮太
何故自分は代表にいるのか。
何故試合に出ているのか。
プッシュも正確ではない。
ヒットも弱い。
スクープも飛ばない。
レシーブもよく失敗する。
ドリブルも下手だ。
何故自分は代表にいるのか。
何故試合に出ているのか。
考えるまでもない。
ディフェンス力である。
軽快なフットワーク、
スティックワーク、
そして、絶妙な前カット。
そう思っていた。
先日の法政戦でその自信は喪失した。
いや、もっと前から、失いつつあったのかもしれない。
スタメンになれず、
自分の唯一の強みであるディフェンスでさえ、
代表のDF陣の中では最低レベルだと感じていた。
何故自分は試合に出ているのか。
思えば小学1年の頃から向き合い続けた問いである。
小学6年間のサッカー
中学高校6年間のバスケ
思えば、ほとんど常にレギュラー争いの当落線上にいた。
1,2回良いプレーをして、自信を取り戻しては、
失敗を重ねて、自信を失う。
そんな繰り返しだった。
少しのプレッシャーで失敗してしまうのは
練習が足りていないから。
少しの失敗で自信を簡単に失うのも
練習が足りていないから。
練習が足りていない。
わかっている。
明日は山梨学院戦。
できるとことはすべてしてきた。
などとは決して言えない。
だが、今更何ができるわけではない。
ジタバタしても始まらない。
やるしかない。
今、自分が持てる力で。
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