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2014-08-08

育成チームの一員として

井上 慎太

七帝戦開幕まで、とうとう残り4日となった。今年の七帝戦には育成チームで臨む訳だが、これを書くにあたって、春リーグの入れ替え戦で学習院に負けた後に、あるOBさんに言われたことを思い出した。
「育成チームがもっと強くないと、代表チームの刺激にならない。育成チームは2年生が多いんだから、お前達がもっと上手くならなきゃ」
実際、今年に入ってからの紅白戦では育成チームが代表チームに苦戦を強いられる事が多く、勝てたことはおそらく一度もない。育成チームが代表チームの刺激になっていたとは言い難い。そして、個人的なプレーについても、代表チームに張り合えた場面は極めて少ないと思う。当たり前のことだし、自分でもわかっていたことだけど、こんなことをOBさんに言わせてしまったことがただただ悔しかった。

この七帝戦、入部してからの1年3か月の練習でやってきたことを思い切ってチャレンジし、試合の中で急成長を遂げたい。1人のFWとしては、チャンスがあればドリブルでどんどん仕掛けて、決められるゴールは確実に決めて、一点でも多くのゴールに絡むプレーをし、優勝をもぎ取りに行きたい。
七帝戦が終わってからも、この夏で一回りも二回りも、何回りも上手くなりたい。今は未熟で、周りに助けられてばかりいる自分だが、この夏で爆発的に上手くなって、攻めでも守りでも、1対1で負けない自立したプレーヤーになり、育成チーム
の強化に貢献したい。そうして、育成チームが代表チームの脅威となるくらい強くなって、東大ホッケー部全体のチーム力が向上し、インカレベスト8・一部昇格という目標達成に繋げる。これが、自分達の一年練を担当してくれた、根本さん、坂井さんをはじめとした、4年生への恩返しになるとも思っている。
これが僕の勇言実行。

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