UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2016-05-15
総力戦
井上 慎太
待ちに待った、慶応大学との試合。
Bullions2016は、この試合で勝つことを目標にこれまで努力を積み重ねてきた。
日々の練習、一部校との数多くの練習試合、朝日合宿、これまでの春リーグ2戦。
今日勝つためにチームとしてできることはやってきたと思う。
ただし、万全の体制で迎えられた、とはいえないかもしれない。
チームとしても、個人としても。
それでも、臆することなく、一人ひとりが最善を尽くそう。
ドリブルで果敢に仕掛ける。最適なパスを出す。ボディで相手を止める。相手に猛烈にプレッシャーをかける。相手のシュートを飛び出して止める。指示出しの声を絶やさず出す。仲間を鼓舞する声掛けをする。プレイヤーが全力を発揮できるためのサポートをする。
できることや得意分野は、人それぞれ。
各自がベストを尽くそうと思いきって挑むことが、目標達成のための近道だと考える。
今日のこの日を、自分の描いた理想通りに迎えていない人も多いかもしれない。
僕自身も、その一人である。
かといって、不必要に負の感情は抱かなくて良いとも思う。綺麗ごとかもしれないけれど。
今日まで着実に努力を積み重ねてきたと思うなら、そのことに胸を張れば良い。
もし、そうでないなら、明日から自分を改め、次こそは懸命に励めば良い。
今は、目先の試合で、各自ができることをやる。それが一番だと思う。
チームとして。
全力でチャレンジする仲間を最後まで助け合おう。
思い切って挑んだ結果、うまく行くこともあれば、失敗することもある。
かといって、失敗を恐れて、縮こまっていて勝てる相手では決してない。
だから、果敢に勝負に挑める土俵を、全員で作り上げよう。
全員で勝ちに行こう。