UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2017-05-12
納得いかぬ
武藤 宝
最近レバヒが打てない。ついこの前まで打てた綺麗な球筋のやつが、打てない。
レバヒに限ったことではない。PCの出しも、日によって止めの構えるところへ正確に出せない。
だいたいこういうときには次のように考えるであろう。時間をおけばまた前みたいにうまくいくようになる、と。スマホのアプリを起動してもすぐ落ちてしまうときのように。はたしてそれでいいのだろうか?また時間が経てばもとに戻るのか?
答えは違うと思う。
なぜなら、そうやって調子に波のあるプレーを続けていても、いざという時に発動できないことが往々にして存在するからである。
結局、調子が悪い時、すなわち底の時期にあるときは、普段の悪い癖が現れているときなのである。これを見過ごして時間に解決を委ねるのは、違う。というか勿体ない。せっかく自分の悪いところが露呈しているのである。
レバヒが打てないのは、ステイックの握りが正しくない、フォームが小さい、重心が乗ってない、などなど決して調子のせいではない、テクニックの話のはずだ。
これは各技術に限った話ではない。今日は調子が悪いから、、、とかではなく何かしら原因が存在する。もちろんそれが学科とか疲れだとか避けられないこともあると思う。しかしそれなりに対処する必要がある。
チャンスが来たときにきちんと期待に応える、それは可能だ。プール第1戦で、それは起きた。
チャンスが回ってきた。
試合に出させてもらった。
最低でも走りで貢献しようと思った。
だから与えられた時間を走りきった。ただ、PCや攻撃の詰めで甘い部分が出てしまった。
申し訳ありません。
悪いところは分析して改善する。数少ない練習、自主練時間の中で模索する。試合ではこういうこともあるぞ、ってところまでやる。そして、チャンスをものにするプレーヤーになる。そうやって日々準備する。将来一部からゴールを決めるとしたのなら、頑張れる。
だから納得しない、波が収まるまでは。