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2019-10-12

生意気

宮本 琴音

最近の私は、口うるさい。
同期に対しても後輩に対しても、時には先輩に対してだって、「それは違うんじゃないか」「こうした方がいいんじゃないか」と口を出す。
最上級生でもないくせに生意気だし、うるさいなと思われても仕方がないし、嫌われるかも、と思うときも当然ある。
それでも私が口を出すのは、ホッケー部が私にとって「どうでもよくない」存在だからです。

私はとても冷めた人間で、自分にとって「大事な人」の範囲は広くはないと思う。
私にとっての「大事な人」は自分から近づいていきたい人で、嫌だなと思うことがあったら正直に伝えたい人で、伝え合うことでわかりあえると思える人で、素敵な人であってほしいと思える人。
逆にそれ以外の人に対しては、多少ムカついてもわざわざ言わないし、怒る気も特に起きないし、嫌いな人だったら何をしてても基本「どうでもいい」と思う。

魅力を感じて入部してから2年以上過ごしてきて、ホッケー部は当然私にとって「どうでもよくない」大きな存在になりました。
学年が上がって見え方が変わり、代が変わって部がスタッフに求めるレベル、部として追い求めるものも変わり、楽しいことだけじゃなくなった。
自分もただ所属しているのではなく、部をつくっていく側になっていかなければならないという意識が高まるにつれて、現状を批判的に見るようになった。そうすれば当然色んな意見を持つようにもなる。

そうなったとき、迷ったのは伝えるかどうか、そしてその伝え方。

「どうでもよくない」存在だからこそ、よく思われたいし、はっきり言いすぎて嫌われたら悲しい。
嫌われたまま4年の11月まで過ごすリスクを考えると、何も言わない方がきっと可もなく不可もなく、「安全」なのだろうと思う。

けれど、例えば「それはおかしい」と思うことがあるのに何もせず、好きだと思い続けられないチームになってしまうのは悲しいと思った。
戦績だけでなく、好きだと、応援したいと思われるチームであってほしい。
思ったことを誤魔化さず伝えた人を排除する人たちではないと信じたい。

そんな私の背中を押したのは、4年生のあり方でした。

常に、なんでも伝えてほしい、意見を言ってほしいと言い続けてくれた。
何度も面談を開き、その度に「何か不満はないか」と聞いてきてくれた。
遠慮せずに色々口を出してくる私を生意気だと一蹴せずに、耳を傾けてくれた。
だからこそ、今の私があると思います。

Bullions2019で過ごすあと1ヶ月と少し。
私は変わらず口うるさくあり続けます。
それが最高のチームで勝って終わる、「最高」に繋がると信じてぶつかるつもりです。
4年生の皆さん、こんな生意気な後輩に、あと少しだけお付き合いください。

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