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2016-11-17

無心で

水谷 京弥

秋、2部に落ちてから負けられない試合が続き、正直プレッシャーを感じていた。

春は1部校相手にチャレンジャー精神で思い切りよくプレイできたし、何より本当に楽しかった。


今は試合中余計なことを考えてしまう。

自分のレシーブミスで失点した。
チャンスでゴールを決めきれなかった。自分のせいで負けたらどうする。
試合に出られなかったメンバーは今の自分のプレイを見てどう思っているだろうか。

そう思うとますます体は強張り、プレイは縮こまる。


本当に悪い癖だと思う。
このままでは絶対に後悔の残るシーズンとなるだろう。



パス&ゴーで起点になる。
プレスを動かしてカットを狙う。
サークル内で体を張って守る。
カウンターで右を広く使って攻める。
声かけをしてダブルで取り切る。

bullions2016でチームとしてやってきたこと、自分ができるようになったことはたくさんあるけど、まだまだ消化不良だ。


早稲田戦やインカレなどtotal hockeyが体現しかけた試合もあったが結局勝ててはいないし、そう言う意味ではまだ達成されてない。


「total hockey」で勝つことができたらどれほど嬉しいだろうか、楽しいだろうか。



4年生への恩返しとか責任とか、大袈裟なことは考えない。
負けたらどうなるとか、周りのこととか、来年のこととか、余計なことは考えない。


この一年間やってきたことを試合で出しきる。そして楽しむ。ただそれだけ。

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