UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2017-11-12
残すはリーグ戦
高砂 美里
スタッフは、良くも悪くも客観的な立場でいられます。試合が始まってしまえば、今日は勝つ、今日は勝てるかもしれない、今日は負けるかもしれない、今日は負ける…?
肌で感じとれます。
プレーヤーは勝つぞ!という気持ちで全試合をこなしていると思うし、チームの一員であるスタッフだって本当は勝つことを信じていなきゃいけないのはわかっています。でも、試合が始まってしまえばどうしても一歩外にいるような感覚になる。ちょっとさみしい感じもしますね。みんなになんて声をかけるか、どういう態度でいようか。試合の時、結果に動じず冷静でいることも私はスタッフの大きな仕事の1つだと割り切っていました。
11月9日、慶應との試合がありました。1部校に勝つという目標を掲げているチームとしてすごく大きな試合でした。試合が始まってすぐ、1部校と戦って負けていた前とは違う、そう感じました。
本気で勝てると思った。
冷静にベンチでの作業をやり続けることには自信がありましたが、今回初めて、ドリンクを作る手が止まった気がします。
あのインカレの慶應との1戦はチームにとって大きな壁になりました。この試合をバネにして、この先リーグ戦に挑んでいかなくてはなりません。
同時に私個人にとっても、大きな節目になりました。自分がプレーをしなくてもこんなに悔しい思いをできると気づかせてくれたこと、感謝しています。
これから先のリーグ戦、チーム全体も、自分自身も、どう変化するかどう成長するのか、怖くもあり楽しみでもあります。
このチームなら勝てる。
1部に上がってこのメンバーでいっぱいいっぱいよろこびたいです。