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UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2016-06-24
松岡の笑顔が見たい
尾形 道隆
ホッケーは自由だ、と言う人がいる。ホッケーは何をしてもいい、と言う人がいる。あの場面ではああいうプレーをしたけどこういうプレーでも良かった。ボールを失わないという約束さえ守れば、ドリブルしたってパスをしたってなんだっていい。どんなレシーブをしても収めて次のプレーに移行できるのならなんだっていい。FWということもあって、僕もどちらかというとそういう考えでホッケーをしてきた。後ろから供給されたボールを何でもいいからレシーブして得点に変えるのが仕事だと。
しかし、去年のインカレで天理大学を体感して、そんな考えでやっていてはそれはホッケーとは呼べないということを実感した。全てのパス、全てのドリブル、全てのラン、その強弱、進む方向、緩急に意味がある。フィールドにいる味方の11人とは常に通じ合っていて、相手の11人の動きを常にコントロールして、そして審判の2人の特徴を理解して順応する。フィールドを完全に支配する。そんなプレーを体感して変わらなければいけないと強く思った。ただグラウンダーの速いボールを出せばいいのではない、ただひたすらにドリブルすればいいのではない、ただ一生懸命に走ればいいのではない。どうやってゴールを決めたいのか全員に伝わるようなプレーをしなければいけない。ひとりでも“とりあえず”のプレーをすると歯車は狂いゴールは決まらない。惜しいで終わってしまう。正解は確かに存在するのだ。
その正解を秋リーグもう一度一部で戦って見つけたい。このチームなら絶対それができる。だからこそ入替戦勝とう!
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