UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2025-03-31
未遂る
金子 海斗
最近、サカナクションブームが到来中。ショック!で1日が始まって、ショック!で1日が終わったりしてる。元々、ミュージックとか夜の踊り子とかは知ってたけど、それ以外は聴こうとしていなかった。もっと早く聴けばよかったかもしれない。少し後悔。
新しい曲を探すのは結構好きだが、新しいことに挑戦することが好きという訳では全くない。ていうかずっと楽していたい。楽して、できれば楽しいと嬉しい。だから、なんで週5でホッケーしてるのか自分でも不思議だ。……
という書き出しで始めようかなと思ったけど、やけに安直でありがちだし、なんかこんなの見たことある気がするし、あとめっちゃ嘘だからやめた。嘘つくのは全く好きじゃない。ちなみにショック!たくさん聞いてるのと、楽したいのは本当。
ホッケー部に入った理由。それは自分のロールモデルみたいな、師匠みたいな二人が運動部出身だからである(デデーン(効果音))。だから、てっとり早く言えば、大学4年間で部活に打ち込んだ後の気持ちを知りたかった。周りにはチームスポーツ経験者が多くいたこと。中学は適当なまま引退、高校は怪我で退部したからまともな部活経験が皆無だったこと。なんか運動できる人ってかっこいいこと。こういう色々も入部動機だったのかも。
現状、本気で部活に打ち込んでいるとは言い難い。適当に昼休み、空きコマに自主練して、罪滅ぼしみたいに一応週3で筋トレする。家庭環境とか資格とか学費とか、環境の要因があるのは事実だけれど、それを言い訳にしていたことも確か。明確な目標も作らないまま、何とも中途半端な一年だったなと思う。レギュラーやベンチメンバーとの差は縮まる気配もない。当然の結果。
たぶん、このままだと後悔する。それが次の夏なのか、3年になった時なのか、2年半後の引退試合なのかはわからない。でも、たぶんこのままだと後悔する。幸いなことに周りの人には恵まれている。下野さんはグリップ廃墟とか言っても笑ってくれるし、三木さんは真っ直ぐだし、山田さんは不器用な優しさがある。あと小原さんの「三木に金棒」はいまだに忘れられない。失礼かもしれないかつ、表現したかったものとは違うニュアンスの例がたくさん出てしまったけれど、先輩たちはみんないい人だ。同期も面白い(funnyというよりinterestingな?)人ばっかり。この先、桑原や中村、岡部たちを皮切りに、全員がどんどん実力を伸ばしていく。そんな時に自分が足を引っ張る存在でありたくはない。着実にできることを増やそう。部活に限らず、自分の過去の成功体験は全てそうして生まれたものであるはず。文字通り雑な所感ができてしまった。
でもまあとにかく、踏ん張り時が来た。