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2014-11-25

最後まで走る

佐藤 滉介

・感謝

この場を借りて、感謝の気持ちを述べたいと思う。

僕がホッケー部の部員として過ごした時間は、多くの人々によって支えられた時間だった。

先輩、OB?OGの方々、コーチの方々、運動会関係者。その他多くの人々の協力なくしてここまでくることはできなかった。本当に感謝したいし、未熟な自分を支えてくれた人たちに本当に恩返しがしたい。最後に勝利で恩返しがしたい。

Bullions2014のみんな。育成も代表もそれぞれがこのチームの勝利に貢献していると思うし、そう思ってほしい。紅白戦で育成が決めたゴールで、公式戦の失点が防げたと思ってほしい。

そして何より同期のみんなに感謝したい。自分はみんなに迷惑をかけることの方が多かったと思う。本当に引っ張ってもらってばっかりだった。一人一人のことを尊敬している。最高の終わりを迎えたい。最後に勝とう。

・勇言実行

最後の試合に向けて、全力で準備をする。
個人でもチームでも、最高の準備をする。

常に気持ちを切らさず、全ての練習に真剣に取り組むことができているとき。その人には成長のチャンスがある。これを続けることが、個人の準備だと思う。
問題なのはそうでない時。気持ちが切れてしまっていたり、うまくいかないことばかり目についてプレーに集中できないとき。そんな時、自分で戻るのは難しい。自分では気付かないことすらある。そんな時、そんな人間を引き上げることこそがチームの準備だと思う。

この数ヶ月の間、この二つの準備をすることが自分のテーマだった。
自分の影響の範囲がせまいのは自覚している。自分の準備すらできていないことに気づいていないだけなのかもしれない。でも、やろうとすることはできる。何よりこれまで何度も引き上げてもらった分、まだ返せていない。

だから、この二つの準備を最後まで続けることが僕の勇言実行。

もっとうまくなれる。もっとクオリティーを上げる。僕ならもっとみんなを巻き込める。一年生からOBまで全員で勝つ。

「選手にとってレースのスタートはそれまでの鍛錬のゴールであり、レースのゴールは次の鍛錬へのスタートである。」

入替戦試合開始の笛が鳴ったときが僕たちの準備のゴールだ。試合ではその準備を信じて、勇気を持って思いっきりやろう。

・4年間

やっぱり試合に出たい。ゴールを決めたい。ホッケーがしたい。本当にそう思う。

自分に言い訳をしてしまった時期をとても後悔している。もう他人に誇れる4年間にはならないかもしれない。

でも、自分で誇れない4年間にはしたくない。今ならいつでもいける準備はできている。

だから、最後まで走る。

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