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2020-10-08

教訓

田代 薫

僕には去年のリーグ戦で得た教訓の1つでこの1年間ずっと頭の中に 残っているものがあります。それは、秋リーグの試合中の2つの プレーがきっかけです。

1つは東農との試合中、僕は相手のサークル内で良い位置でボールを 取り返しましたがシュートを打とうとはせずファーにいるFWにパスをしようとして 弱いパスがキーパーに弾かれてしまいました。もう1つは一橋との入れ替え戦、4Qの同点の場面でロングコーナーになり 相手がたまたま僕のマークを外していてどフリーなのに、僕はサークル際に出てもらおうとは しませんでした。

僕しか覚えていないとは思いますが、どちらも点に繋がって勝敗を変えたかもしれない場面で、 初め僕は「シュートを打っていれば、、、」「もらいに行ってサークルインできていれば、、、」と思っていました。
しかし、そんなことは起きるはずもないことに後から気付きました。なぜならその時の僕は練習中からサークル内に入ってもあまりシュートを狙っていなかったし、ロングコーナーでは潰しの役割に必死で自分で受けてサークル内に入ろうとしたりはしていなかったからです。
実際その試合中もシュートを打つかどうか、自分で受けに行こうかどうか、迷いもしませんでした。よく「練習中にできないことが試合中にできるわけない」という人がいますが、それでも練習中にどうにか試行錯誤していればもしかしたら試合中にはできるかもしれないし、他に何か生まれるかもしれません。
しかし、「普段からしようともしていないことは、本番でも当然しようともしない」ということでした。
その試合でPCの止めを二回もミスり、能之さんに繋げられなかったのはとても悔しかったですが、それよりも悔しいというか、残念で仕方なかったです。

この教訓を胸に今年は練習してきて、それがどれだけ良いプレーに繋がっているかはわかりませんが、
「やろうとする」という行為を去年よりは重ねられた気がしています。

今年は4年生として頼りになる存在になりたい、ならないと、とも思ってやってきて、それが実現しているかは自分自身ではわかりません。
でも、同期も後輩も頼りになる人たちばかりであることは間違いありません。
なので自信を持って次の立教戦に臨もうと思います。

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