top of page

2025-09-11

山崩し

黒澤 瑛暉

今年の夏は特に暑く感じる。肌も真っ黒になった。それでも走るのはやっぱり楽しい。練習後の「整う」感じもいい。春には1年生が10人以上入部してくれた。とても嬉しい。下クラの二人は入ると思っていなかったから驚いたけど、最終的にホッケー部を選んでくれて感謝。


でも良いことばっかりじゃない。最近は練習毎に上手くいかないことが出てきて頭がパンクしそう。レシーブの仕方や姿勢の高さ、リードのタイミングなどあげ始めたらきりがない。直そうと思ってもすぐには直らないから毎回課題の山が高くなっていく感じ。前回の雑感のタイトルは「穴埋め」にしたけど、今は穴より山に悩まされている。


自分でも何が上手くいっていないのか言語化できないから、1年生に教えるのはもっと難しい。トイメンをした後とかにアドバイスをするけど、それが正解なのかも分からない。だからこそ練習の時に毎回具体的なアドバイスをくれる先輩の凄さが分かる。普段から自分がどうプレーしたいのか、味方にどう動いて欲しいのか考えていないと言語化はできない。振り返ると、自分はピッチ内での味方とのコミュニケーション回数が明らかに少ない。強いチームの上手い選手は試合中ずっと何か喋っている気がする。自分のマークの発信、味方へのパスの要求等々。もっと自分の考えていることを周りに伝えるべきだ。そうすればより細かいことがわかってくるはず。


2回目の七帝戦が終わった。またまたノーゴール。阪大との最終戦でもチャンスで決めきれなかった。偶然にもBインカレの初戦の相手は阪大。ゴールを決めてリベンジを果たす。夏休みも半分を過ぎ、秋リーグまでもうすぐ。残りの夏、積み上がった山を崩しながら走り抜けたい。

bottom of page