top of page

2019-04-25

実力

福崎 亮佑

4月は文字通り波乱万丈な1ヶ月だった。

リーグ戦初戦はベンチ外スタート。調子が悪いのは分かっていたし、名前が呼ばれれなかった事に驚きもしなかったが、やはり悔しかった。試合前のアップは分析を口実に相手チームのものばかりを見ていた。

2週間後のリーグ第二戦、ベンチには入った。それなりに調子は上げていたので素直に嬉しかった。恐らく自分で自覚しているよりも張り切っていたのかもしれない。アップの調子も上々、でももちろん60分の中で自分の出番は無い。ベンチの中での会話や話し合いが聴こえる分、外で見るよりも空しく感じた。

 リーグ戦後の練習試合、同期と軽口を叩き合いながら駒場に着き、相手が格上であると分かり自分が活躍できると意気込みながらアップに臨んだ。アップでも正直かなり良い調子だったが、自分のミスと不注意が重なり怪我をした。

(ここまで書いてきて、なんともできの悪い日記のようになってしまったが、ちょうど良いのでこの雑感をそのようなものとして使わせてもらう)

今、いわば自分のことを振り返ることしかできない状況になって思うのは、この一ヶ月自分は調子という言葉にいつも以上に左右され過ぎたということだ。

恐らく、今のままでは自分の調子がどんなに良くてもゆうじさんには敵わないのだろう。しかし、少なくとも一年後にはあの舞台に自分は立つのだから、自分の技術をもっと磨いて上手くなるしかない。

春リーグに出場する。何が起こるかは分からない。自分の実力を高めるため、常に上を目指す。

bottom of page