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2016-10-25

学ぶ

崎山 栞里

あるプレイヤーの先輩の言葉を、覚えている。
「マネージャーもホッケーやるべきだと思うんだよなー。」
たぶんその言葉の真意は、ホッケーを知ることが、確実に選手が求めるものが何なのかを知る近道になるということ。
そうして自分を顧みたとき、そういえば私はホッケーのことを全然知らないなあと改めて思い知る。

スタッフとしての経験値で、ホッケーの知識で、私は先輩スタッフの足元にも及ばない。特別な才能や能力を持っているわけでも、仕事を覚えるのが早いわけでもない。でも、チームに貢献するためには先輩スタッフと同等に「使える」スタッフでいなければならない。
追いつくために必要なのは、学び考え続けるのをやめないことだと思う。
ホッケーを知ることが選手のサポートになるならばもっと知りたいと思うし、スタッフとしての仕事の質だって上げたい。
そのために私ができることといえば、ただ漫然と仕事をこなすのではなく、先輩スタッフからいろんなことを吸収し、同時にプレイヤーに気を配りながら動くことだ。そうしているうちに、自分がどう貢献したいのかがきっと見えてくる、はず。

チームのために、自分が何をできるか。何をしたいか。
日々の練習の中、模索していきたい。

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