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2022-05-16

厚かましく、泥臭く

山内 鼓太郎

昨日は一年生と高畑さんが話してるのを隣で聞いていた。「部活動を通して得るもの」とは何か考えさせられる時間だった。

正直今のところ、胸を張って成し遂げられたこととか、成長できたこととかはあまり見当たらない。

選手としては、怪我こそしなくなったものの、試合に出てもパッとしないプレーが多い。他人に要求したり意見を言ったりする割に、四年生らしいプレーは出来ていない。

主務としても、特別大層なことはしていない。至らないところの多さをいつも感じるし、せめて主務としてはもっと頼り甲斐を出したいのに。

ネガティブなことばかり書いて申し訳ないが、雑感の当番が回ってきて自分を見つめ直すと、とてもダサい四年生だと思う。

四年の五月現在とてもダサい状態の自分だが、現状に甘んじる気はない。

自分の限界的なのを悟った感じを出して、枯れた四年生になりたくない。

今までの三年半で出来るようにならなかったことでも、絶対引退までには出来るようにしてやる。

練習でも試合でも、厚かましく他人に要求する。

誰かから憧れるプレーはできなくても、誰よりも泥臭くプレーしてやろうと思う。

公式戦でゴールを決めて、大袈裟に喜んでやる。

部活をやってきた意味とかはその後で考えようかなと思う。

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