UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2025-09-29
停滞
中村 心汰
今日の東海戦、1失点目のきっかけとなるファールをしてしまった。攻撃に絡めた瞬間もなければ、守備でも簡単に抜かれるし、マーク緩くなるし、レシーブ弾くし。何かきっかけがあれば起こらなかったミスではなくて、全部頭の中で事前にもイメージされた課題。気持ちの持ち様とか、そういう問題じゃなくて、単純に下手すぎる。
後輩も入ってきて、いざ何か技術的なことを聞かれた時に、論理的に回答できない自分が非常にうざい。ホッケー部入るとか、浪人するとか、そういう決心のきっかけは理屈ではなくて、直感であったけれど、プレーまでそうなりかけては、自分の思い描くような成長はない。何か特別足が速い訳でも、体が大きい訳でも、瞬発力がある訳でもない自分が、スポーツをするためには、基礎の反復練習を人一倍繰り返し続けて、必死に考えまくって、それをがむしゃらにやることしかない。そんなこと幼稚園の頃からスポーツをしてるんだから、分かってるはず。
前の雑感で、もっと無理をしていこうと、中学1年生のころの自分を目標に思い描きながら、気合いを入れ直す意味でも書いてみた。春リーグでは怪我人などが続出したこともあり、その時に思っていたよりは、多く出場時間をいただいた。七帝戦、Bインカレでは、ミーティングで何か自分が関わるプレーよく出てくるなとか思って、反省していたけれど、プレーへの関与が増えたと少しプラス捉えてもいいのかもしれないとか思ってたりもした。どこかで意味の分からぬ慢心があったのかもしれないが、とにかく現状、あと2歩、3歩頑張るというような、無理、はできてない。だって、練習後、試合後に言うほど疲れてない自分がいるから。
七帝戦を振り返れば、今年の3年生の試合中のプレー、チーム運営、雰囲気づくり、それを、さらにはそれを上回るものを、1年後に自分が担っていこうとする気概が、不十分すぎることに気付かされる毎日であった。幹部になるとか、チームの中心になるとか、そういったことは、目の前のことをなしていった先に、1年後とか、または自分が最上級生になった時に、後付けでくるものだと、そういう精神で生きていたが、それではダメなのかもしれない。チームの中心になる、なりたい、ならなければならない、そういう覚悟を自分に問い続けたい。
ネガティブすぎると不評をかう雑感になってしまっている。最近中学校のころの文集を振り返り、人生楽しむと、大きく掲げた原則を忘れていることに気づいた。ホッケーするモチベーションはそんなに高くないし、楽しさなんて考えないようにしてるけど、最近は無理にでもホッケー自体を楽しんでみよかと思い始めた。同期中心にホッケー部の素晴らしすぎる方々と関わるのは楽しいし、いつの間にか就任した副OB事務で、OBGの方々とお話する機会が増えたのも光栄だし、ホッケー部自体は有意義すぎるけれど、ホッケー自体を楽しんでみようと試行錯誤してみたい。だから、優先事項ではないと思うけど、やりたいので、まずは切りスイープを練習したいと思います。