top of page

2025-05-29

不安

山田 大揮

代替わりしてからありがたいことに幹部をやらせてもらってます。なのでそのことについて色々書けたらなと思います。

まず、知っての通り僕はこんな性格なので今まで誰かをまとめたり率先して引っ張っていったりしたことがありません。幹部という役職は自分にとってかなり初めての経験でありいいところもあればめんどくさいなと思うことも多々あります。自分の気分とか関係なくミーティングがかなりの頻度であったり他の同期よりも拘束時間があったりなど厄介なことはあるのですが自分自身戦術を考えたりそのために必要な技術、それを磨くための練習メニューを考えたりすることは結構好きなので悪いものでもないなと思います。

そして去年までの幹部と今年自分が幹部をやって気づいたことがあります。チームがリーグ戦で勝つために僕自身はもちろん努力をするしできる限り後輩にも声をかけて教えたり、自分ができることはある程度しているつもりなのですがこればっかりは自分だけではどうしようもできないと思うのでこの場を借りて伝えようと思います。みんなが思っている以上に幹部は戦術のことを考えているのですが、実際にみんなに共有するときあまり意図が伝わっていないように感じるのです。というか多分伝わってません。これは去年試合前の分析やBupの仕方を慎太郎さんに色々言われたことをそのまま解釈してなんでそのような結論に至ったかまで考えていなかったからです。正直幹部がもっと時間をかけて伝えるべきだと言われればその通りなのですが、去年のことを考えると部員にももっとできることはあったんじゃないかと思います。具体的には他の部員からも戦術や練習に口出しをしてほしいなと思いました。なんでもいいのでほんとに、この戦術よりこっちの方が良くないですか、試合でここのコース通ると思ったことあんまりないです、最近これがうまく行ってないからこういう練習も入れてほしいとか。なんとなく幹部からみんなへの情報が一方通行すぎてみんながどう思ってるのかわからず結構不安です。みんなとホッケーしてきた年数はそう変わらない自分たちが決めることは間違ってることも多いと思うので。自分とか幹部数人は怖いと思うのですがそういうことを聞かれると結構嬉しいしみんなが思ってる以上にそういう意見はミーティングで話題に出るので勇気持って声かけてほしいです。

もう一つ不安なことは自分が3年生になった今後輩からはどう見えてるのかです。自分が一年の頃の三年生は怖そうに見えてめちゃくちゃ優しく指導してくれ熱心さが伝わるすごいいい先輩だったのを覚えてます。技術的にも精神的にも尊敬できる点が多かった気がします。代替わりしてからでる公式戦と今まで出ていた公式戦は見る景色が全く違い、今までは自分のミスは誰か先輩たちがカバーしてくれるから自分にできることだけやろうと割と気楽に試合に出れていた気がします。今年からはそういう意味では頼れる先輩は同じポジションにはおらずチーム全体を引っ張っていかないとという自覚が少しずつ芽生え以前より余力を考えずに試合中に走るようになり嫌だったらラントレもある程度必要なものだと受け入れて頑張れるようになりました。一年の頃先輩に憧れてスティックを買った時みたいに、自分の姿を見て真似しようと思ってもらえるようにチーム内で誇れることをこれからも探していこうと思います。自分たちの代は人数の問題もあり早いうちから試合に出る人が多く、先輩やOBさんからこの代は強くなるとよく言ってもらっていましたが自分が出た試合の結果はほとんどが下襷。とはいえ自分の中では着実に前進していると感じています。秋こそは二部優勝一部昇格へ。

bottom of page