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2018-05-19

不倶戴天

和田 拓也

2018のチームが始まってから、代表チームに入り練習や試合をしてきて、自分でもうまくなってきていると思っていたし、実際結果でも清水さんとほぼ同等に渡り合ってきたと思っている。だから開幕前は全部とはいかなくても出場はできると思っていた。

 しかし蓋を開けてみればプール戦、たすき戦を含めて計240分とSOの間、一部の試合が行われるコートを踏むことはなく、ただベンチで傍観していただけである。出れていないからこそ書かせてもらうが、特に早稲田、明治の時は「自分の方がもっと失点を減らせたのに」と思ったし、農大戦も勝ったとはいえ自分なら防げた点があると思っている。

 だからこそ、悔しい。一部の舞台を踏ませてもらえないことが。勝利の瞬間にベンチにいることが。

 もっとチームに貢献したいし、公式戦で一部校とやりたい。

 越えるべき存在は目の前にいるし、コートに立つGKは一人だ。ならば全力でその座を奪うまで。失うものは何もないのだから。

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