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2014-09-27

一部との差

藤井 翔大

今3年間の大学でのホッケーを振り返ってみると、思い通りにいかないことは多かったと思う。

もちろん今までうまくなるための努力はしてきたつもりではあったし、その時にできると思ったことはやってきた。ただ、できるプレーがほとんど変わらない空白の期間のようなものがあったのも事実だとと思う。
そのせいで、リーグ戦のメンバーに入れず、今まで悔しい思いをしてきた。

今年に入って、まだリーグ戦に出ることはできなかったが、一部校との試合ができる機会が増えてきた。やはり、一部の選手はとてもうまいと感じた。

今の自分を打開するために、一試合ごとに一部のプレーヤーのプレーを一つずつ盗み、真似してみることにした。ボールの持ち方やドリブルの仕方、そしてパスでの崩し方など、見習うことはたくさんあった。
やっと最近になって、それらのプレーが少しずつできるようになってきた。
一部のプレーヤーとの差も少しずつ縮まってきたような気がする。

そんな今だからこそ言える勇言実行。

一部のプレーヤー並みの基礎技術を身に着ける。

確かに、チームとしての目標は、基礎技術が一部並みでなくても、チームとしての戦術がうまければ達成することは不可能ではないとは思う。
だが、一人一人の力も大事。
現に、東大のプレーヤーの中にも、一部のプレーヤー並みのプレイができる人は何人かはいる。
それに比べて、自分はやっと一部の選手についていけるくらい。まだ大きな差がそこにはある。
しかし、今年の残り時間でその差を埋めることは無理ではない。
秋のリーグ戦はもう始まっている。
インカレまではあと一か月ほど。
大事な試合が刻々と迫っている中で、もたもたしている場合ではない。

早く自分のプレーに磨きをかけて、チームの勝利にできるだけ多く貢献したい。

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