UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2025-09-25
一員として、いずれ中心として
桑原 琥太郎
七帝を終え、秋リーグの第一戦を終えたこのタイミング(出てないけど)で、春リーグから今までの振り返りと今後の抱負について書こうと思う。
春リーグについて。
自分の出来はまずまずだったと思う。下野さんには「期待してるよりは、、、」と言われたけれど(全くもって嫌な感じではなく、いつも通りの優しい感じ)、戦力として見てくれているのを感じて、正直に嬉しかった。初めて公式戦に出たなかで攻撃の歯車になれたと思うシーンがいくつかあったし、その点では悪くない初リーグ戦だった。襟を正すために敢えて言葉にするが、目指しているのは何回か良いプレーをする凡庸なプレイヤーではないし決して満足しているわけではない。及第点だと思う。
七帝について。
上から2番目の代として出場したのもあるが、春リーグよりもかなり戦力として期待してもらっているのを感じた。5連戦ということもあって、自分の持てる全てを出しきれたと思う。幹部陣に自分宛に要求される事がいつもより格段に増え、そのレベルも上がったのが嬉しかった。他大学の試合を5日連続で見た事で、ドリブル力だとか決定力が足りないという自分の課題にも気づけたし、結果としては全勝優勝という目標は果たせなかったが、それも含め大変有意義な大会になった。来年は下の代がのびのびプレーできるように、チームをプレーとそれ以外の両方で引っ張る存在にならなければいけないと強く感じた。来年こそ優勝、ベストイレブン。
そしてこれからの抱負について。
直近の目標は秋リーグで主力として一部昇格に貢献すること。今回の秋リーグはかなり昇格のチャンスだと思うし、チームとしての実力を出せれば可能な目標だと思う。自分としてもただ消化するだけではなく、学びの多い大会にしたい。
そして秋リーグが終わり新しいチームになったときに、今までのように受動的に先輩の背中を追うだけの一年に留めたくない。僕は自分たちの代への準備期間でもあると思っている。特にピリオド間で問題点を挙げて修正案まで出せるプレイヤーにならなければいけないし、七帝で言われたように、自分のプレーで試合の趨勢を左右する要になりたいと思う。
ようやく「チームの一員になれた」と実感できた半年だった。ここからは、その先へ進みたい。