UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2024-11-21
ラスト
原田 慎太郎
4回目にして一番難しい雑感がやってきました。
次に繋げる試合をするとはどういうことでしょうか。
最後の雑感は4年間のふりかえりをするのがお決まりのようですがちょっとそれどころではないです。
目標への道が途絶えた以上来年に繋げる以外にできることがないのは間違いないけれど、少なくとも二部5位と6位という結果の違いは後輩達にとってほとんど差のないものでしょう。
勝つこと自体がホッケー部に所属しているモチベではない僕にとって、最終戦に勝たなければいけない理由はすんなりと理解できませんでした。
下襷になってから1ヶ月以上結構悩んだ結果、得るものも失うものも何もない試合だからこそ、この試合で全てが決まるのではないかと思いました。勝っても5位、負けても6位ならば試合でどれだけ力を出し切って、勝ち切るかということ以外の評価はできない。そして負け癖がついたこのチームの未来に向けて弾みをつけられるか、それが後輩に残せることなのではないでしょうか。
ものすごく遠回りをした結果やれることを全てやって勝とう、という当然の結論に辿り着きました。
そういうわけで同期の皆さん勝負の時です。ここまでの4年間、チームも一人一人も波瀾万丈でしたがまがいなりにも4年間上達してきました。最後に見せつけてやりましょう。
三年生の皆さん、チームの一番辛い時を一緒に耐え抜いてくれてありがとう。同期は少ない、ろくな練習もできない、なのに試合では一丁前のプレを求められる、とものすごく理不尽を強いてしまいました。明日はその分思い切りやっちゃってください。
二年生の皆さん、どん底のチームに活力をもたらしてくれてありがとうございます。皆さんのやる気が心の支えになりました。可愛い後輩というより尊敬してます。新歓頑張ってまじでよかった。来年は下野たちを頼みます。
一年生の皆さん、一年間全くいいホッケーを見せられなかったのに真面目に取り組んでくれてありがとうございます。明日はいいプレーをする予定なのでよければ今度真似してください。
ラスト一試合全員で勝ちましょう。