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2017-06-23

ジャイアントキリング

神武 真太朗

2部決勝で立教大学に破れ、
前期目標のひとつであった「2部全勝優勝」は果たせなかった。
部員それぞれ思うことはあっただろうが、試合後最初の練習を見て思った。
僕たちは駿河台に勝てる。
敗戦をひきづってるものは誰もいなかった。
いや、みんな心のどこかではやりきれない思いを抱えていただろう。
だけどみんなの目は確実に次の対戦相手を見据えていた。

もちろん駿河台は強い。
個々の技術では圧倒的な差がある。
しかし、年々1部と2部との間の差は埋まってきている。
昨年度、東大もインカレや春リーグで1部の大学と何度も接戦を繰り広げてきた。
今年の春合宿を見返してみれば全国上位の大学と幾度となく引き分けてきた。
手ごたえは昨年以上にある。

大学からホッケーを始めた初心者チームが推薦で経験者をそろえているチームを倒す、
多くの初心者集団の悲願であるジャイアントキリングの達成に最も近い場所に僕らはいる。
歴史を作れるのは僕たちだ。

残された時間で万全の準備をする。
支えてくれる全ての人への感謝と、対戦相手へのリスペクトと、自分たちを信じる気持ちをもって、
そして日曜に「1部昇格」を果たしみんなで喜び合いたい。

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