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2014-03-28

よこしまになき事をおもふ所

山本 源

早4か月である。自分たちの代も1/3が終わってしまった。あっというまである。
 3年間自由奔放に過ごしてきた、裏を返すと、やもすれば、他人にも自分にもあまり興味というかこだわりがないかもしれない私が根本と一緒に主将という立場からチームをみることになるとは...
 主将(ゲームキャプテン)として最上級生として引っ張っていく立場となり、上の代に甘えていた昨年までとは比較にならないくらい自らの言動やプレーが良くも悪くもチームに影響を与えるようになった。日々の練習や試合の中でそれは痛感する。その責任の大きさをしっかりと認識し受け止め責務を全うし常にいい影響を与えられるようになりたい。
 チームが一部に昇格して一部で勝利を挙げ目標である一部五位を達成する。別にホッケーをやる分にはぬるぬるやっていてもそれなりには楽しい。しかしその楽しさは自分にとっては仲間と高いレベルで苦闘し目標を達成するやりがいやそれに取り組む過程で得られるだろうことと比べたらおまけにもならないものだ。なによりチャレンジするほうが圧倒的におもしろい。
 目標達成には個々の更なる成長が必須だろう。そんな成長していくチームを引っ張っていくには自分自身をもっともっと成長させる必要があるとひしひしと感じる。個人的には一部でベストイレブンになることを目標に心技体三拍子そろったプレーヤーになりチームを牽引できるよう残りの時間今まで以上に自身と、チームと、ホッケーと向き合って実直にホッケーに取り組んでいきたい。
”道々事々をおこなふに、外道といふ心あり。・・・心のそむけば、・・・実の道にはあらず。・・・大きにゆがむものなり。”(五輪書/宮本武蔵)

 卒業した4年生が抜けた穴は想像以上に大きいと感じている。そして今のチームは目標達成にはまだまだ程遠いクオリティだ。しかし今のチームは今もこれからもグングン成長していくし成長させていく。自分たちは目標を達成できると信じている。

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