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2016-09-16

やりたいこと

石川 泰成

「世の中の物事には唯一の正解など存在しない」大学に入ってから幾度となく耳にした言葉だ。僕も大学では、与えられた正解を求めるのではなく自ら考えて行動しようと思っていた。しかし、どうもその決心が空回りしているような気がしていた。

なぜそんな気がするのか、ようやく分かってきた。唯一の正解がないということは、何をしたって間違いではないのだ。大事なのは、何かをやりたいと思った時に、他人を納得させられるくらいその理由をしっかり付けることだ。もちろん僕も何の理由もなく行動していたわけではないが、その理由がその場しのぎだったり、単に一般論のみを並べる場合も多かったと感じる。

理由がはっきりすれば、高いレベルを目指して思い切りやりたいことに挑戦できるし、成功すれば鮮明に記憶されてできることが増えていく。逆にやりたいことの根拠が曖昧だと、自信が出ないし他人を動かすこともできない。4年生として、またDFとして、チームが勝つためにはこういうことが必要だと思う、だからこうしたい・こうしてほしいということからもっと考えて伝えていかなければならない。

大学生活はあと半年、ホッケー部生活はたった2か月。やりたいことを精一杯やりきろう。

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