UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2024-08-08
ほだし
米地雄一朗
正直な心の声を書きます。
自分の弱さに絶望してる。
根本的にホッケーの弱さはそう。何かできるようになったと思ったら他にできてたことができなくなる。できてないことについて反省したのにしばらく経っても直ってない自分。いくら考えてても実際の現場になると考えが行動にできてない自分。できたかもと思って動画みたら全然なってない自分。ここをこうしたらいいと気づけるのが遅いもしくは自分で気づけてない。つらくなると全力を出しきれない自分。セルフハンディキャッピングが働いてるかなと思うくらい色々と痛くなる体に弱音を吐く自分。
自分の心持ちの弱さだってそう。どんどん成長していく同期と見比べて劣等感を感じてしまう自分。失敗が重なり乗り越えようと反省できずに不安に代わり、物怖じする自分。それでちょっとした練習が怖くなることだってあった。自分は下手くそと前提を置いてしまう自分もいる。
嫌になってしまう自分の弱さだってある。できないことが積み重なって練習が我慢になったことだってある。ただの自分の思い込みかもしれないけど、正直自分より自主練とか筋トレしてないやんって思う人にどんどん抜かされて嫌になる自分。自分では気づきつつも気づかないふりをしていたけど、自分のせいで練習の質の低下といった点で周りに迷惑をかけてるという現実をちゃんと伝えられた時はほんとに逃げたくなった。チームに悪いことをしようとするつもりは一切なくても悪影響になってることがほんとに、恥ずかしさと恐怖と悲しみが混ざった気分だった。
ここまでつらつらと弱音を吐いてきて不快にさせたらすみません。ここまでの文を書いてる自分ですら、ここまでの文を読んで結局弱音やんとか思ったりしてます。でも、そんな弱い自分を隠したり取り繕うのも嫌でちゃんとこの場で正直に書いて続けます。
最近思うようになったのは、弱いと思う自分を抑えつけようとするのじゃなくてちゃんと弱い自分も自分として認めたい。他人がどうこうしてるからとかいちいち思わずに弱い自分なりに必要な努力とか地道なこともしていきたい。それに弱いと感じてる自分が全てじゃない。
結局続けてるのは絶望する自分の根底に上手くなりたい、もっと楽しみたいって気持ちがあるから。これも嘘じゃない。今はまだまだかもしれないけど、チームに必要な存在になれるって本気で信じてるし、その希望を諦めたくないって本当に思ってる。そんなこと言ってるなりに全然なってねーよって思ってくれたなら、具体的なアドバイスでもホッケーに対する姿勢でも自分に遠慮なくちゃんと直接伝えていってほしい。
この雑感は別に美談にするつもりじゃないし同情されたくもないし、やっぱ弱いやつだなって思われるのも悔しいし頑張りたい。
ただ、これからも高みを目指したい自分と弱さに絶望する自分が拮抗しながら続けていくと思うから、どっちの自分もちゃんと認めつつ、現実から目を背けないためのほだしとしてこの雑感を残しておきます。