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2014-11-27

ただ一つ

坂井 雄之助

ついに今週末の学習院戦をもって、4年生は引退を迎える。

まず、足繁く大学にお越しになり、プレーの指摘をしてくださり、運営面でも大いにお世話になった一川さんや、必要な時にいつも必要な言葉をかけてくださった山下さんをはじめ、
生意気な私を温かく見守り、引退後も応援に駆け付けてくださり、励まし・祝いの言葉をかけてくださった先輩方、

言われたくないことを言われても、苛立つ素振りを見せることなく今までやってきてくれた後輩、

時に意見が合わないときがあっても、共に笑い、悩み、4年間行動を共にしてきた同期のみんな、

本当にありがとうございます。

これからもお世話になると思いますが、宜しくお願いします。

僕は副将として一年間やらせてもらってきたが、万代も言っていたように、もっと良い立ち振る舞いをしなければならなかった、思っていることをもっと言わなければならなかった、プレーでももっと一人立ちしなければならなかったと思うことは何度もあった。

信念が弱い自分。
プレッシャーの影響を受ける自分。
苛立ってしまう自分。
言いたいことをうまく言えない自分。
そんな自分は好きではないし、自分のプレーは1年生の時に思い描いていた理想の通りにはなっていないというのが正直なところ。それも弱さゆえ、自分の努力不足のためだというのは十分に自覚している。

ただ、もう過去のことをくよくよ悔やんでいても時間は戻っては来ない。反省はしなければならないけれど、前に向かって進むしかない。
最後の学習院戦に向けてできることはやる。
自分が学習院戦でやらなければならないプレー、やりたいプレーに備える。
その備えをして、最後の最後まで自分の伸びを信じたい。
全ての面で成長し続けているかはわからないが、以前には出来なかったボールの持ち方、受け方、一瞬の落ち着きといった細かいけど、大切なところがここ数日でもまだ伸びてるし、これから入替戦までの数日、そして当日も伸びると思う。

それはプレーについてだけではないし、僕だけでもない。
4年、3年、2年、1年、マネージャーも。
僕たちはまだよくなれる。もっと雰囲気はよくなる。もっと団結できる。もっと強くなれる。

そして成長した姿を見せ、学習院に勝ちたい。

僕が二年生の時、Bullionsは春に一部に昇格し、秋には一部に残留した。
入替戦に勝った時に味わった興奮、身体中を快感物質が流れる感覚はおそらく一生忘れることはないだろう。
今年僕たちの代が当初立てた目標はもはや実現不可能となっているが、今度の入替戦に勝ち、後輩には一部の舞台で戦ってほしい。
入替戦に勝つ興奮をチームのみんなでもう一度味わいたい。
そして一部でプレーする楽しさを感じてほしい。

それでは、自分はどのようにBullionsの勝利に貢献するのか。
それは、ここで何度も言っているように、点を取るということ。

そんなに点を取りたいなら、FWをやればいいかというと、そういうわけではない。攻撃の組み立てにも関わりつつ、点を取る。そうして試合を決定づける。簡単に言うとそんな選手になりたかったしなりたいのだ。
点を取るために練習している形というのはあるけれど、正直点を取れればなんだっていい。もちろんレバヒでスコンと決めたら気持ちいいけど、スライディングしてスティックの先端1?かすったのが入ったっていい。
これが僕の勇言実行。
ずっとこう考えていたのだが、結局内容が亀澤と完全にかぶってしまった。一緒に点取りに行きますか!
思い切って行きますよー
よいしょーっと!

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