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2025-03-17

うつろうものと

嘉田 奏平

つい2日前の3月15日、ようやく僕は19歳になりました。

年齢の数字には関係はありませんが、この頃は自分の幼さがよく目につきます。

 

基本情緒不安定だし、持ち前のネガティブのおかげで生きてて鬱じゃない期間の方が短い気がします。やるぞって気持ちで寝て起きたら体が重くて気持ちが結構削がれたり、対人でボロ負けしすぎて「もうホッケー嫌!」って叫んでたり、次の日にはケロッとしてるかと思ったら、そのうち股関節が痛んで走れなくてガン萎えだったり。

神大との練習試合を撮影してたときになんだか涙が出てきて、びっくりして逆に鬱が治ったのを覚えています。今も足首が調子悪そうですが今回は全く鬱じゃないです。むしろ冷静に新しい守備のやり方について考えられてよかったとまで思っています。

 

まあ周りに迷惑かけるレベルの情緒不安定さなのは自覚してるので、直していきたいところです。

 

ホッケー以外にもこの情緒不安定は悪さをしていて、洗濯や部屋の掃除を途中で投げ出したり衝動買いしたり、この雑感だって前からずーっと書こうと思ってたことをやめて行き当たりばったりで書いてるし。よくこの調子で一年間やってこれたなあと、我ながら感心してしまいます。

 

 

こんなうつろう僕にもうつろわざるものもあって、愛でした。こんな若輩が語れるものではないけれど、確かに愛です。”Love wins all”とはよく言ったものですね。

 

一番最初に新歓練習に行った日にはもう入部を決意していた僕にとってここはずっと特別な居場所で、どれだけホッケーが、自分が嫌になっても、いつも通り笑ってる同期や先輩が大好きだし、僕をいつも独りにはしてくれないホッケー部も本当に大好きで、まだ頑張ろうって何度も思えています。面と向かっては絶対に言えないけれど、とてもとても感謝しています。誕生日もいっぱい祝ってもらってかなり幸せでした。ありがとうございます。

 

あと最近、やっぱり僕は自分が大好きなんだなとも思っています。ダブルスだったのでこれが伝わるのは世界で僕とあと一人だけですが、高校テニスの引退試合の日のあの熱をもう一度味わいたくて、ホッケーをしている節が僕には初めからあります。だからやっぱりチームが勝つだけじゃ全然足りなくて、自分が勝利に少なからず関与していること、その喜びの中にいることが僕には必要なようです。もっともっと上手くなりたいなと常々思っています。

 

これからの一年は、自分の中のうつろわざるものを変わらず大切にしながら、うつろう自分を少しでも強くできたらいいなあと思っています。こんな感じの淡い抱負でもってこの深夜テンションの駄文を終わりにしたいと思います。

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