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2019-05-13

「一部で勝つ」と言うけれど

松田 和真

「Bullions2019、スローガンは『Be the Ones to be One』、目標は『一部で勝つ』です。」

練習の度、選ばれた部員が口にする言葉だ。
これを聞いているとき、皆がどう思っているのかは分からない。聞き流しているのかもしれないし、自分自身の個人的な目標を考えているのかもしれない。

一方僕は、春リーグで短い時間ながら出場させてもらってから、最後の言葉に毎回ある思いを抱くようになった。

「あの一部校の人たちに勝とうとしているんだ。」

正直、そんなにさらっと言えることでも、受け入れられることでもない。
最良の方向性で自身の最大の努力を費やし続けること、それでも報われるかは分からないことをこの5文字は意味している、そう思うようになった。

だからこそこの目標の達成を本気で志し、体現している先輩や同期は本当に尊敬する。それと同時に、自分も早く追いつきたいと強く思う。

「目標は『一部で勝つ』」

きっと明日も問われるだろう。

お前の練習は一部で勝つためにふさわしいのか。
最大の努力を注いでいるのか。

お前にその覚悟はあるのか。


5文字の重みを感じながら、成長を目指して努力していきたい。

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