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2017-10-10

my pleasure

篠原 萌

4年生が引退して、新体制になった去年の12月。部内での学年は2年生にあがり、プレーヤーの為にできること、やらなければいけないことがだんだん分かってきて、私は不安とともに大きなやりがいと期待を感じていました。


しかし今年一年間の私は思い描いていた自分とは程遠いものでした。

新歓期、一年生を呼べず戦力になれない自分が、
入部してくれた後輩スタッフにもうまく接することができない自分が、
専門に取り組む分野を決めきれず、主体的に動けない自分が、
せっかく任された広報の仕事もこなせない自分が、
進路や人間関係のことで悩み、部活に中途半端に参加している自分が、

とにかく不甲斐なくて、申し訳なくて許せなくて、部活が本当に嫌になった時期もありました。


そんな中で、親身になって話を聞いてくれる人が私の周りにたくさんいることにも改めて気づかされました。

スタッフの先輩方や後輩たち、あたたかいOBの方々など、挙げていけばきりがないですが、特に同期のプレーヤーには、他愛もない話を聞いてもらうだけで心が軽くなりました。今までずっと私がみんなを支えていたつもりだったのに、本当の意味で支えられていたのは私の方だったことが分かりました。

どんなスタッフになりたいかを考える上で、今までずっとプレーヤーの負担を減らせるように、プレーヤーの足枷にならないようにと心掛けてきましたが、もう少し周りを信頼して、甘えてみてもいいのかもしれないと思えるようになりました。些細なことのようですが、これは私にとっては大きな変化でした。


2年生スタッフの雑感としては、あまりに自分本位な文章かもしれませんが、


残りの2ヶ月で私は私の居場所を見つけることでチームに寄り添い、一部昇格に貢献します。


支えてくれた大好きな人たちに、返せるものを死ぬ気で探します。プレーヤーのためだけではなく、自分のため、自分も含めたチームのために過ごしていきたいです。

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