UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2025-06-26
再びの胎動へ
下野 拓
直近の4年生の雑感が暗いし長いものばかりで、続けて読むとこの代大丈夫かとなったので、自分のものくらいは軽めにいこうと思う。まあお前もうちに溜め込んだものがないのかと聞かれると当然あるのだが、引退直前ならともかくこの時期に言いたいことではないから溜め込んでいるので、それは秋までとっておいて今のチームのことでも語ろう。
春は2部5位という結果になった。悔しいしこのチームならもっと上に行けたという思いはあるが、結果は結果として受け止めるしかない。ただ体感として2部校の実力が拮抗してきており、多少の上下はあれど明確な差というものがなくなってきていると感じる。今もう一度春リーグをやり直せば、全く違う順位となってもおかしくないだろう。だからこそ2部優勝1部昇格を達成するためには他校から突き抜けた存在にならないといけないのだが。
春リーグが始まるまでの好調はリーグ戦が始まると無くなり、幻だったかのように思われたが、武蔵戦で戻ってきた。あれを出せれば目標に近づくと思うのだが、どうしたらいいのか。練習試合・武蔵戦と、プール戦でどういう違いがあるかを考えてみると、勝敗にかかっているものが(ほとんど)ないということが挙げられる。要はプレッシャーを感じなければいいプレーができるということだろうか。大きな舞台ほどプレッシャーはかかるものだと思うのだが、幹部の雰囲気作りでなんとかするほかないのか。難しい。プレッシャーがかかる場面ほどいいパフォーマンスが出せるとかなら楽なのに。
まあそんな精神的なことは頭の隅に置いておきつつ、まだチームとしての完成には程遠いので、色々整備していかないといけない。プール戦敗退でやる気が陰っていた自分を叱り、心に再び薪をくべて、秋のために今動いていこう。