UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2024-09-16
モチベーション?
伊藤 拓朗
最近は、割とホッケーが面白くなってきたような気がしています。別に部活そのものが楽しいわ けではないですが、一つ一つのプレイについて、明日はこうしてみたらどうだろうとか考えるのが おもしろく、一時期は辛かった土日の部活とかも、そこそこ楽しんでできているように思います。3 年目にもなって、すごく基本的な部分で気づきを得たり、下級生のプレイや発言にハッとさせられ たりすることが多く、自分なりに毎日刺激を得ながら練習に取り組んでいます。
今シーズンの雑感を見ると、チームに貢献したいとか、中心選手になりたいみたいなことを書い ている人もいるようですが、むしろ去年とかに比べると、僕はそういうことは思わなくなりました。 極端に言えば、チームの勝ち負けにはあまり興味がないです(来年になれば違うのかもしれませ んが、どうも実感はありません)。これは仮にも代表で試合に出ている身として、責任逃れだと言 われればその通りだと思いますが、この気持ちは僕の本心でもあります。 それなら1プレーヤーとしてレベルアップし、活躍することがモチベーションかというと、そういう わけでもない気がします。ポジション争いで出場時間が減っても、スタメンを外れてもそこまで ショックとか焦りとかはないのではないかと感じていて、怒鳴られる機会が減るかなっていうくらい です(層が厚くなく、結局のところ試合には出るであろう位置にいるという驕りかもしれません が)。まあただ、良いプレーをしたくないわけではないし、負けたのを僕のせいにされるのは嫌な ので、公式戦では全力で幹部好みのプレーをして、責任を回避していきたいと思っています。 冗談?はこの辺にして、もう一つ、最近の練習でよく考えていることについて書きます。1週間後 に迫っている秋リーグで、僕も入部してから6回目(!)、試合に出始めてから4回目のリーグ戦に なります。3年間で公式戦、練習試合と経験を重ね、多くの相手とマッチアップしてきました。この 夏くらいから強く思うようになったのは、自分のトイメンになる他校のFWやMF(特に同期!)に個 で負けたくない、ということです。2部校の選手とはそれこそ何度もマッチアップしていますが、単 純な1対1で間違いなく負けている、という選手が何人かいます。そういう相手に追いつき、追い越 していくことが、練習のモチベーションの一つになっているのではないかと感じます。
さっき毎日が学びですみたいなことも書きましたが、周りの反応はさまざまで、順調に伸びてる と言われることもあれば、いつまで同じミスをするんだボケ(意訳)と言われることもあります。個人的にはそう言われてもピンとこないし、まあなるようになるだろうというくらいにしか思っていません。自分がやるべきだと思うことはやるし、そうでなければまあそういうことです。チームの一員としての自覚とか、達成するべきチーム目標とかそういうのもまあ、ぶっちゃけて言えば今の僕には人ごとみたいなものです。
モチベーションを下げる気はないのですが、嫌な気持ちになった人がいたらすみません。とにかく、秋リーグ頑張っていきたいと思います。