UNIVERSITY OF TOKYO HOCKEY TEAM
東京大学運動会ホッケー部
Est. 1925
2021-10-13
グライダー
牧野 貴仁
ホッケーを初めて7年になる。
ホッケーを始めた理由も確か友達が誘ってくれてホッケーが楽しかったからだとは思うがもうあんまり覚えていない。大学でホッケー部に入ったのは高校の時微妙で後悔があったからだった。
そして4年たち、もう引退がせまっているが、入部した時の理想とは程遠い。2018の代を見て入ったのもあり浅野さんや岸野さんは憧れであった。しかし2,3年にもなるとそれは高すぎる理想であることに気づく。足りないものが多かった自分はまずそこを克服し、試合に出て活躍することだけはなんとしても実現させようと思って取り組んできた。
しかし、春リーグは試合には出てたものの自分の実力で出たというよりは人がいなかったから出てた感が強く、実際試合でも攻撃、守備ともに穴になっていた。活躍どころか足を引っ張っていたと思う。
夏の期間、その悔しさをバネにホッケーに向き合いましたかと言われれば正直わからないが、春できなかったことができるようにもなり、Bインカレで春とは違ってやっとある程度は戦力になったかなともったし、少しは実力で出ているのかなと思えた。
まあとか言いつつ秋リーグはすでに2戦終えたが、また春の時と同様ダメダメで学習戦なんか自分のせいで追いつかれた。
でも自分の中では春よりも消極的でない気がする。きちんと次を見据えれているし、それでもダメだったら後輩が試合に出るだけで自分は何もごちゃごちゃ考えずやろうとできている。それは春よりは少しは実力でもらったポジションかなと思えるからかもしれない。最終学年にもなってチームのことを考えれてないのは正直情けないが、スローガンを決めるとき個人が最高を超えることでチームも最高を超えるみたいな感じだったし、自分もそう思うのでまあいいやと思う。
7年のホッケー人生は長く、理想とはだいぶんかけ離れ、下手な自分にとっては楽しくないことの方が多かった。
しかし入れ替え戦に勝って昇格して美味い飯を食ったらそんなことなんて忘れてやっててよかったっていうだろう。
終わりよければ全てよし。しっかり自分のやれることをやって足を引っ張らない。いや、やっぱ活躍する(あわよくばアシストしたい)。その希望を持って羽ばたきたいと思います。